「小泉進次郎といえば世襲の権化、シンボルである。こういう政治家がいたら日本はダメになる・・・。正直、辛かったです。自分についてどんな報道がされているか、人が何を言っているか。耳にも入るし、目にも映る。そのたびに堪え、そのたびにへこみました。あの選挙は極限の世界でした」 そう語るのは自民党の小泉進次郎代議士。国民の支持は回復せず、舛添要一前厚労相ほか度重なる有力議員の離脱で党内はガタガタ・・・という自民党で、最近「ホープ」的存在になりつつあるのが進次郎氏だ。 そんな進次郎氏が4月17日、自民党政務調査会が主催する「日本論語研究会」に講師として出席。"政治家1年生"としての苦悩や抱負、自らの生い立ちなどを赤裸々に語った。進次郎氏はメディアの個別取材を受けないため、その"ホンネ"を聞く機会は滅多にない。いったい何を語ったのか。 冒頭に記したように、進次郎氏にとって、昨年の総選挙は"針の筵(むしろ