昨年度の荒行を終えた僧侶たち=2月10日、千葉県市川市の中山法華経寺 過酷で知られる日蓮宗の100日間荒行で昨年度、修行僧の死者が出た。2000年以降で3人目だ。伝統ある修行だが、命を落とすほどの事態は現代で許容されるのか。宗派内で対策を求める声が上がる。 荒行は、千葉県市川市の中山法華経寺で毎年11月1日から2月10日に行う。1日7回の水行に、合間はひたすら読経。かゆと汁物の食事は朝夕2回、睡眠は3時間ほどだ。 日蓮宗の宗務院によると、昨年度は145人が参加。途中で11人が断念。うち30代の僧侶1人が体調不良で病院に運ばれ、その日のうちに亡くなった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事修行か、僧侶の資格のためか 日蓮宗の荒行で死者(5/14)さまよ