個人情報保護を巡る欧米での議論が急速に深まっている。コンピューターの能力向上で大量のデータ処理が容易になり、人工知能(AI)が実用段階に入ったことが背景だ。個人の性向を自動解析する「プロファイリング」規制など今年5月施行の日本の改正個人情報保護法には含まれない論点もある。企業は海外を視野に入れた対応が不可欠だ。(児玉小百合)欧米ではコンピューターによるプロファイリングの問題点が議論されている。
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