どの立ち位置に回るかで、要求される知識レベルは変わる 前田恵一氏(以下、前田):経営者の方々から見てAIに関する理解の必要度合いはどの程度が妥当だとお考えになりますか? 亀山敬司氏(以下、亀山):少なくとも、俺はプログラムを一行も書いたことがないけれど、「ITの社長です」とか偉そうに言ってるわけで、だからこれからも(自分で)AIについてやる気は全然ないからね。英語も勉強する気がないのに(人には)「DMM英会話やれよ!」と言ってるわけ(笑)。 (会場笑) 「DMM英会話」は使ったことないからね(笑)。 前田:そうなんですね! 亀山:「ビットコイン」も買ったことないし、「CASH」なんか1回も触ることのないまま終わったような感じだしね。 そういうことで言うと、それぞれの分野があって、経営的な分野だったらITでなにができるかぐらいを理解しておく。AIはどこまでできるのかとか、さっき言った「この職