「開発PM勉強会」では、今後のキャリアを考えるプロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、エンジニアと共に、プロダクト開発事例の共有やシステム開発上流工程の相互学習の場を提供しています。第13回目は、プロダクト開発、プロジェクト管理とは切り離せないスクラムイベントや会議の進行「ファシリテーション」技術について話しました。ここで登壇したのは、株式会社グロービスの久津佑介氏。ファシリテーション改革によりスプリントレビューを改善した事例について話しました。 グロービス社・CPO兼法人開発チームのPMを担当 久津佑介氏:それでは、「チームで盛り上げるファシリテーション」とタイトルに変えて、お話しします。よろしくお願いします。 まず、自己紹介させてください。久津と申します。株式会社グロービスのGlobis Digital Platform学習サービス事業部で、CPO兼法人開発チームのPMをやっ
「技術者を育てる」ことを目的とした、エンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンス「技育祭」。ここで株式会社 LIFULL(ライフル)の相原氏が「趣味と仕事の違い、 現場で求められる アプリケーションの可観測性」をテーマに登壇。まずは、仕事と趣味のアプリケーションの違いと、可観測性の基本的な3つのシグナルのうち2つの「Logs」「Metrics」について紹介します。 自己紹介と目次 相原魁氏:今日は「趣味と仕事の違い、現場で求められるアプリケーションの可観測性」について、僕の自室からお送りしようと思います。株式会社LIFULLの相原です。よろしくお願いします。 (スライドを示して)今日の目次ですが、「だいたい趣味のアプリケーションってこういうことをやりがちだよね」みたいな話をした後に、では仕事だとどういうことが求められるのか。その上で、どういう実装をすると可観測性を満たせ
月間10万人が読んでいるCoral Insightsのニュースレターにご登録いただくと、Coral Capitalメンバーによる国内外のスタートアップ業界の最新動向に関するブログや、特別イベントの情報等について、定期的にお送りさせていただきます。ぜひ、ご登録ください! 誕生からもうすぐ30年、いまだに一部のWindowsユーザーから根強い支持を集めるテキストエディタ「秀丸」をご存じでしょうか。2021年11月には11年ぶりの“メジャーアップデート”が報じられ、話題になりました。 秀丸は多くのプログラマーやライターたちが愛用した、大ヒットソフトウェアです。大手のSIerでも、統合開発環境が一般化する2010年頃までは標準開発ツールとして使われていたことがあるほどでした。 開発者の斉藤秀夫さんは秀丸があまりに売れたため、当時勤めていた富士通を退職して独立。個人開発のプロダクトでありながらも、ピ
Dear Fig users, Effective September 1, 2024 we have ended access to Fig. We encourage users to migrate to Amazon Q for command line. It’s free on the Individual tier and is designed to be faster and more reliable than Fig. To make this transition as easy as possible, users can upgrade to Amazon Q for command line directly from the Fig dashboard. With hundreds of thousands of users, 22k GitHub star
今押さえておくべき知識をアップデートし、ノウハウを共有し、さらなるスキルアップを実現する場として開催されている、AWS で最も Developer に特化したカンファレンス「AWS Dev Day Online Japan」。ここでSr. Product Developer Advocate, Elastic Containersの原氏が登壇。続いて、運用性に優れたソフトウェアが重要な理由と、運用性を損なう8つの実装例について紹介します。前回はこちらから。 You build it, you run it 原トリ氏:(スライドの「You build it, you run it」を指して)この言葉、聞いたこと、見たことがある方がいるかもしれません。これは、2006年にACM(Association for Computing Machinery)という団体が、Amazon AWSのCTOで
数年前、私はこんな絵を書いて、アジャイル開発やリーン開発のついての様々なプレゼンで用いた。 そこから、この絵は急速に広まっていった!記事、プレゼン、さらには本(Jeff Pattonの”User Story Mapping”という素晴らしい読み物なのだが)にまで至る所で姿を見せた。多くの人がこの絵は反復型開発、リーンスタートアップ、MVP(minimum viable product)の本質をよく捉えていると伝えてくれた。しかし、元の文脈から切り離して物事を捉える際にはごく自然なことであるのだが、この絵を誤解している人がいる。簡素化しすぎだと非難する人もいる。(正しい指摘である) この絵はあくまで比喩である。実際の車の開発の話ではなく、車を比喩とした一般的なプロダクトの開発の話なのである。 とにかく、これらのバズからこの考えの背景を話す時だと判断したのだ。 1つ目の例:not like
こんにちは。クックパッドの新規事業「クックパッドマート」を運営する買物プロダクト開発部 部長の勝間です。プロダクト開発中心に事業全体を見つつ、エンジニア採用に力を入れています。 以前はオンラインペアプロの案内を行いました。 今回はまだ見ぬエンジニアと出会うために、コロナ禍でも知的好奇心の高いエンジニアの方と交流できる新しい方法を用意しました! ずばり 🎉🎉🎉🎉コードレビュー実践会実施します!🎉🎉🎉🎉 📃📃📃📃📃📃応募フォーム📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃 https://cookpad.com/ct/196484 📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃📃 コードレビュー実施会皆さんはクックパッドのエンジニアに対してどんなイメージを持たれているでしょうか? ・とにかく技術が大好きそう? ・設計をかなり細かく
2021年9月18日に開催されたXP祭り2021で「マイクロサービスに至る歴史とこれから」という講演をしました。資料は次の通りです。本来は75分ぐらいかかるのを45分で話そうとして、余裕で時間オーバーしてすみませんでした。 テクノロジーとテクニックによる進化の流れ テクノロジーやテクニックは、ITの改善サイクルを向上させるために進化を続けています。「技術そのもの」であるところのテクノロジーに対して、テクニックというのは「人による技術の活かし方」を示します。なので、基本的にはテクノロジーが生まれ、それを使いこなしたテクニックが登場することになります。 テクノロジーとテクニックの進化の歴史現在、進化中のテクノロジーであるCloud NativeやServerlessを前提としたテクニックを示す用語、つまり、マイクロサービスに次に来るかもしれない言葉というのは、時間軸からすると再来年ぐらいに出て
「俺は知らなかったんだ… そのターミナルが本番環境に接続していたなんて… 知っていたらrm -rf /なんて、流さなかった…」 想像しただけで前世に帰りたくなりますね。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 上のは超極端な例ですが、ITエンジニアなら、SSHログイン先の環境を勘違いして危ない目にあったこと、一度や二度あると思います。 そんなSSHを普段使いしている全エンジニアに向けて、iTerm2を利用して、お手軽簡単にSSHログイン先別に、iTerm2のプロファイル(ターミナルの全体的な見た目)を切替える方法をお伝えいたします。 この記事により、全国で一つでも不幸な事故が減れば、筆者本望でございます。 __ (祭) ∧ ∧ Y ( ゚Д゚) Φ[_ソ__y_l〉 SSHダ ワッショイ |_|_| し'´J ほな、いってみよ。 この記事を読んだらできるようになること 冒頭のG
はじめに ソフトウェアと組織経営をめぐる問題で避けては通れないのが、「技術的負債」と言う言葉です。一般には、「早さ」を求めて構築されたシステムの構造的な課題が、徐々に蓄積し、債務であるように徐々に開発速度そのものを遅くして行くと言う現象のことを意味しているように捉えられます。 これは、技術組織を持つ経営者や、ソフトウェアエンジニアではない発注者にとっては理解しにくいものです。またソフトウェアエンジニアであっても「古くなってしまったコード」や「わかりにくコード」全般のことを技術的負債と呼び、それをもって何かを説明したかのように考えてしまうことはままあります。 これらに起因して、双方のコミュニケーションが破綻してしまうこともよく見られる景色です。 技術的負債の経済効果は毎年マイナス12兆円 このような構造的な問題をはらむ技術的負債は、老朽化したレガシーなシステムとして、事業の組織改革を遅らせて
先日、接触確認アプリがリリースされました。これは正直日本のソフトウェアの進歩に画期的なことだったと思います。私も衝撃を受けました。 www.mhlw.go.jp その後起こったことに関して正直は私の感想はこの通りです。 日本で起こっている地獄を見て、アプリ開発者は海外に流出してしまうわって思う。あの流れは最低最悪。みんな自分が気持ちよくなるためだけに、自分の国の未来を破壊してるんやで。— TsuyoshiUshio (@sandayuu) June 21, 2020 このような展開は、私が今住んでいるアメリカでは発生しない事案だと思います。じゃあ、日米でどういう違いがあって、日本人の自分が小さな一歩を踏み出して、日本がよりよい国になるようにできるとしたらどんなことだろうということを考えてみましたので、あまりソフトウェアの専門用語を使わない形で書いてみようと思います。 接触確認アプリが生まれ
言わずもがなだけど、あえて言語化しておくシリーズです。 このような手順を書くのは冗長だと思ったことはありませんか? (※mvnはMavenというJava用プロジェクト管理ツールのコマンドです。他言語の人は適当に読み替えてください) もちろん、本番作業手順書などの厳格な文書なら当然書くでしょう。でも、GitレポジトリのREADMEのような内輪のドキュメントでは・・・: どのアプリでも Maven を使っていれば mvn deploy でコンパイルするに決まっている Maven を使っていることはファイル構成から一目瞭然 うちのチームに mvn deploy を知らないプログラマーはいない(知らねえ奴はモグリだ!) だから、あえて mvn deploy 以外の方法を取る場合のみREADMEに書いた方が経済的だと思ったことはありませんか?私はあります。 でも、やっぱり、当たり前の手順であっても、
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? #自己紹介 こんにちは。 Hirozといいます。 タイトルにある「中年の危機」は、かっこよく言えば「ミッドライフ・クライシス」と言うそうです。 私は、そんな中年の危機ど真ん中の文系非エンジニアのアラフォーおっさんです。 35歳くらいから「このままでいいのか」と思うようになり、葛藤の迷宮に入り込んでしまいました。 今もまだ抜け出せていません、たぶん。 その過程で「組織の肩書きによらない素の自分の力でやってみたい」、「直接人の役に立つ実感が得られることがしたい」と思うようになり、それを具現化する手段としてWEBサービスを造ってみたいと思うよ
qiita.com 個人開発アドベントカレンダー9日目です! (2週間遅れです... 🙏) 一年前に開発してた Web サービスで、このような構成の開発をしていました。 個人開発はとにかく時間が足りないので、既存のサービスを使える場合はそのサービスを使って開発を行いました。 開発していたものは結局リリースしなかったのですが、CI や SaaS を使い快適に開発できたので、使っていたサービスや構成について書いていきます。 これは個人開発での遊びであり、これで商用サービスもいけるかというとわかりません。 (それと私は iOS エンジニアであり、サーバサイドは門外漢です) サービス概要 Lastfm のような、音楽を再生したらその履歴をとって何回再生したか、いつどこで再生したかなどを自分が聞いた音楽を歴史として遡れるようなアプリを作っていた。 メインの技術スタックは Rails + Herok
本記事では、 チームによる持続的に変更可能なWebアプリケーションの開発を目標に、フレームワーク導入時に考慮すべき22の観点を紹介する。 フレームワークによって特徴は異なるが、本番導入にあたって、考慮すべきポイントはあまり変わらないので、極力フレームワーク1に依存しすぎないよう配慮する。また、話をシンプルにするため、REST APIを提供するアプリケーションを題材とする。 前提 ソフトウェアのエントロピー ソフトウェアがエントロピー増大の法則を避けられないことを、体感している開発者は多いだろう2。普通にアプリケーション開発を続けると、開発スピードは鈍化し、品質は低下してバグが増え、開発者からは技術的負債への怨嗟の声が聞かれるようになる。エントロピー増大というフォースは極めて強力で、意思を持って立ち向かわなければ、容易にダークサイドに堕ちてしまう。 関心事の分離 大規模Webアプリケーション
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? なぜかミクシィ社でエンジニアだった人々がアドベントカレンダーを書くことになってしまったex-mixi Advent Calendar 2017、12月11日担当の @tnj です。 一般的に、会社を退職することになったら退職届というものを会社に提出することになります。その退職理由には「一身上の都合」と書くのが通例だと思いますが、私はちょっと変わった退職の経緯を持っているので、今回はそれについて共有してみたいと思います。思いのほか長くなってしまいましたが、社会人歴10年目のソフトウェアエンジニアのキャリアの変遷の一例としてお楽しみください
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