ニッポンIT業界絶望論にたくさんの反響をもらったけど、実はあのポストを投げ込んだ後、自分でもちょっと引っかかりが残っていた。それが何なのか、モヤモヤしてて気持ち悪かったんだけど、ウェブ時代をゆくを読んでいたらそれが何だったのかをハッキリと思い出した。 文中で「ひと仕事終えてスターバックスでコーヒーを読みながらしっぽりウェブを泳いでいたら、なんだか得体の知れない不安感のようなものにおそわれたことを思い出す。このとき、とうとう心の底で長らく封じられていた声が聞こえてきてしまったのだった。」って書いてる箇所があったけど、このときに読んでいたのは、実はCNETの梅田望夫・英語で読むITトレンドだった。 あの頃、いつも忙しすぎてネット上の記事をちゃんと読めるまとまった時間がほとんどなかったのだけど、この日には腰を据えて未読分を全部まとめ読みしてみようという気分になったのだった。 そのときに「顧客志向
「顧客が大切だ」「顧客を重視せよ」「顧客満足を最優先に」。評論するのは簡単だが、企業が顧客をどう考えるかというのは永遠の課題だ。 先週の「先進的オタクユーザーは危険なお客」では、Early adoptorと呼ばれる先進ユーザにコミットしすぎると、一般顧客から乖離して製品やサービスが失敗に終わる危険について議論した。今週火曜日の「Apple、Google、USAiに学ぶ、正解が見えない時代のリーダーシップ」では、ネット事業の成功要因は、初期顧客からのフィードバックから真摯に学ぶ以外にないという話をした。 今日は、顧客について考える題材をもう1つ、という意味で、エリック・ニーの「The Customer Is Always Right」を読んでみよう。 冒頭は、Intuitの話。 顧客を徹底的に分析して商品開発をするIntuit 「I was having dinner with a coup
震災やその後の節電要請などを受けて、多くの企業がディザスタリカバリ、BCP対策、グローバル展開といった様々な課題に対する“答え”を導き出そうとしている、その有力な手段の1つとして目されているのが「クラウド・コンピューティング」だ。機運としてはクラウドへの流れが早まったように思えるのだが、実際にはどういう情勢になっているのだろうか。クラウドの市場動向、そして、クラウド時代の到来を控え、企業は、そして、ビジネスはどのように変化しつつあるのかを、ガートナー ジャパンの亦賀 忠明氏に語っていただいた。
PC部門を切り、クラウド事業に重点をシフトしつつあるHPが、「HP Cloud Services」の2つの新サービスをβ版として発表した。 米Hewlett-Packard(HP)は9月7日(現地時間)、「OpenStack」採用の2つのクラウドサービス「HP Cloud Compute」と「HP Cloud Object Storage」を発表した。HPのページからプライベートβへの参加を申し込める。 HPは7月にOpenStackへの参加を発表した。OpenStackは米Rackspace HostingがNASAと協力して2010年に立ち上げたオープンソースのクラウドプラットフォーム。現在、米Dellや米Cisco Systems、NECなど100社以上が同プロジェクトに参画している。 HP Cloud Computeは、米Amazon.comのEC2のような、オンデマンドでインスタ
ハリウッド映画や海外ドラマが月額1480円で見放題の有料動画サービス「Hulu」が日本でサービスを開始した。「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「24」などの人気作品を、PCやスマートフォン、テレビなどマルチデバイスで視聴できるのが特徴だ。 HuluのCEOであるJason Kilar氏に、Huluが日本で成功するための条件や日本の動画サービスについて聞くことができた。 --日本でもいくつか有料動画サービスが提供されていますが、いずれも大きな成功を収めているとは言い難い状況です。その要因はどこにあると思いますか? ほとんどの有料動画サービスが、コンテンツごとに料金を支払うモデルを採用していること。また、コンテンツの数が少ないことや消費者が望むデバイスで視聴できないことなどが考えられます。Huluでは良質なコンテンツを用意し、月額制を採用しました。また、皆さんの観たいデバイスで視聴することがで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く