ドーント・ブックス・マリルボーン(ロンドン) 「国別の棚構成が面白く、店内をめぐると世界一周ができます。本が整然と並ぶ店内は、まるでおとぎの国の本屋さんのように完璧な美しさです。店のファサードをデザインしたブックトートは、ロンドナーにも大人気です。」(清水玲奈、以下同)(『世界の夢の本屋さん』)©STEFANO CANDITO 本好きが愛する場所、書店。世界には素晴らしい書店がたくさんある。そんな世界の書店を紹介するヴィジュアル解説書『世界の夢の本屋さん』『世界の夢の本屋さん2』。臨場感あふれる写真は、本を開いた瞬間に息をのむ美しさだ。 書店の建築やインテリア、コンセプトなどユニークな書店の数々。外観だけではなく、書店の内面まで掘り下げられているのが、本書の面白いところ。書店を始めるに至ったきっかけや、経営ポリシーを語るオーナーや店長のインタヴューに加えて、書店で働く心構えや接客方法、書店