こちらの別記事でレポートしたAMDの次期SoC「Mullins」だが、そのMullinsを搭載するコンセプト機にて、新インタフェース「DockPort」の実装が確認できた。DockPortはDisplayPortの拡張規格で、ひとつのポートで通常の映像出力にくわえ、データ転送と電源供給が可能になる。IntelのThunderboltの対抗規格として開発されていたものだ。 「Mullins」のコンセプト機が備える「DockPort」。コネクタはMini DisplayPortと同じ形状で見分けがつかない。ちなみにこのデバイス、超小型だがSSDもメモリも入ったフル機能の"パソコン"なのにもかかわらず、インタフェースのポートはこのDockPortしか無い。ここに1本のケーブルを接続するだけで、ディスプレイ出力もデータ転送も電源供給もまとめて利用できるからだ 上記のデバイスを実際に動作させているデ
ITpro読者の皆様、2014年もよろしくお願いします。「年初から馬鹿とは何事か」などと思われたかもしれませんが、前向きな話を書くつもりです。次の段落から文末を通常の「である」に戻します。 2013年の末、「Javaの技術者を日本で募集したが見つけられなかった」という話を知り合いの社長から聞き、首をひねった。ソフト開発事業を手掛ける企業の多くは、新入社員に開発言語としてJavaを教えている。Javaを使える人なら沢山いるはずだ。 条件を聞くと、あるプロジェクトのために一定期間だけ参加してもらう仕事であった。対価はかなり高く、腕に自信のあるフリーランスの技術者が応募するには、恰好の案件と思われた。 ただし勤務地は上海であった。「海外勤務に二の足を踏んだのでは」とその社長に聞いたところ、「勤務地よりも仕事の内容が敬遠されたのではないか」という答えが返ってきた。 仕事の内容は、その企業が内製して
悪ふざけも28年目のベテランです。 おはようございます。 がくちょうです。 今日は売れるビジネスモデルの作り方についてのお話。 起業やビジネスをやると志した時に、ほとんどの人が最初につまづくのがこの「ビジネスモデル」を考え出すところです。 ●起業したい、でも何をやっていいのか分からない。 ●もちろん、簡単に儲かるような甘いビジネスが存在しないことは承知している。 ●結果として、アイデアが出ないから「代理店」などの販売代理をとりあえずビジネスとしてやる。 ●しかし、親元と顧客の間に入って使いっ走りをやるようなビジネスモデルで、最終的には疲弊する。 そんな人が多いんじゃないでしょうか。 というか、これは僕も経験しました。 先に経験談をお伝えすると、2年くらいでモチベーションが下がってコストが上がって、とにかく死にました。 そんな人を増やさないためにも、今日は起業を志しているあなたがビジネスモデ
近年、周囲に「子供がいない」夫婦、「子供を産まない」女性が増えたように感じる。が、日本人女性とスウェーデン人女性の大きな違いは、前者は「子供が欲しくてもできない」「条件が整わず産めない」のに対し、後者は「子供を持ちたくない積極的な理由がある」ようだ。 「なんで子供を持たないの?」という問いに対し、日本に住む友人の回答は、だいたい以下だ。 「子供なんて無理。むしろ邪魔になるし」「価値観の問題ではなく、経済的な問題」「子育てに対する支援がまともにないし、保育所すら不足している日本で子供を産みたいとはなかなか思えない」「子供をつくるのはリスク要因。子育てや教育にお金がかかるのに、所得は下がる一方で、その対策としてできた子供手当が『バラマキ』だと批判されている」――。 つまり「子供が欲しくても、財政的・社会的な条件が許さず産めない」のが日本に住む女性たちが直面する現状のようだ。 2010年に英カー
本日はちょっと変わったアプリのインタビュー記事をお送りします。この画像を見たことはありませんか? この画像は「49人目の少女」というアプリに登場するキャラクターです。いわゆる「放置ゲーム」と呼ばれるジャンルのアプリですが、このアプリがかなりの収益をあげているという噂を聞いて開発元の株式会社Nagisaの井上さん(写真左)にお話を伺ってきました。 「49人目の少女」が話題になったワケ 「49人目の少女」はどのように企画したのか? 育成ゲームが当時結構出ていて、ウチでも一個作ってみようかってなったんです。いくつかあった企画のひとつでした。 育成ゲームって捕獲・捕食・搾取とか、そういうイメージがあったので、そのキーワードで、「現代社会に搾取されてる人達」ということを考えた時に、あるアイドルグループを思いついて、じゃあそれで育成ゲームをやってみたら面白いかもしれないということと、 あとは単純に「ブ
社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。 社会を率いているリーダーは、いつの時代にも存在する。しかし、そのリーダーたちの顔ぶれは、毎年異なる。ここ数年、世界で注目されているリーダーの顔ぶれはどのように変化してきたのか。その移り変わりについて、漠然と想像することは可能だが、具体的に説明することは難しい。しかし、多くの活躍するリーダーの姿を間近で見てきた元日本マイクロソフト会長、現慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 古川享教授は、その変化を明確に示す。 今回は、2013年11月下旬から12月初旬にかけて古川氏が登壇した2つのイベントで語られた内容を合わせてレポートする。イベントは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催した講演会「メディアイノベー
経済 「共食い」が始まった先進国経済 多くの経済学者の人々が、経済成長に向けて、ざまざまな政策を唱えている。しかし、これからの社会は、物質代謝が持続的に減少してゆくという大前提について触れている経済学者の方を知らない。 ここでは、物質的豊かさが減少し続ける社会を前提に社会の在り方について考えてみたい。 物質代謝が減少する社会の到来 我々の生活を支えるものは、エネルギーと水である。我々の命を支える食糧は、そのカロリーよりも、はるかに大きい化石燃料エネルギーを投入して作られており、消費者の手元に届くまでに、そのカロリーの10倍程度のエネルギーが投入されている。 移動したり、生産を行ったり、我々のあらゆる活動には、エネルギーが必要である。 ところが、そのエネルギー産出が頭打ちになってきている。 昨年末の、ガーディアンの記事:Former BP geologist: peak oil
ヤフー勤務、政府CIO補佐官、大学講師 楠正憲 1977年生まれ、36歳。中学で留年し、高校を中退後、大検を取得。浪人中から秋葉原に入り浸り人脈を築く。神奈川大学経済学部在学中よりさまざまなIT系の仕事を経験。1998年2月、学生のままインターネット総合研究所に入社。2002年10月、マイクロソフト(現、日本マイクロソフト)に入社。2012年7月よりヤフー。現在は同社ID本部長。政府CIO補佐官、東京大学、九州大学の大学院非常勤講師などを兼任。 1995年、秋葉原。そこに楠正憲は入り浸っていた。中学で留年し、高校は1年で中退。大学入学資格検定(大検)を取得して大学受験に挑んだが失敗し、浪人中だった。常識的な大人の目からは“落ちこぼれ”の若者に見えていたかもしれない。だが、当時の秋葉原は、まだ何者でもない若者が自分の力でチャンスを掴める場所だったのだ。 それから20年近く経った。現在の楠の職
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