ここ最近導入されたSuica自動改札機、これまで出口の近くにあった表示画面に何も表示されず、手元のほうの画面に残額が出てくる状況に自分は非常に不便を感じていました。 先日facebookで投稿されたこの写真を見かけて、(写真は知人に許可をいただき掲載させてもらっております) やはり同じことを感じている方がいるのだな...と思い、この自動改札機の開発エピソードを思い出しました。 JR東日本の非接触自動改札機は1995年の段階ですでに10年以上研究されており技術的にはほぼ現在と同じレベルに近づきつつあったと、山中俊治氏の「デザインの骨格」で紹介されています。 しかし実際に試作テストしてみるとうまく動作せず、「私のは5回に1回しか通してくれない。2割バッターだ」などと参加した重役に開発部長が罵倒される場面があり、開発中止直前に追い込まれていたというエピソードは興味深いところです。 この問題を解決
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