週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画「僕のヒーローアカデミア」の最新話でキャラクター名に批判が集まった問題で、発行元の集英社と作者の堀越耕平さんが7日、お詫(わ)び文を発表した。 問題となったのは、改造人間を生み出す医師として登場した「志賀丸太」。旧日本軍の731部隊が、戦時中に中国人やロシア人の捕虜を「丸太」と呼んで生体実験を繰り返したことを想起させると批判が寄せられた。3日に週刊少年ジャンプのホームページで「作者や編集部にはそのような意図はありません」と説明したが、集英社広報部によるとその後も海外を中心に抗議の声が続いたという。 お詫び文では、「丸太」の名は「丸々と太った」という見た目から取ったと意図を説明した。悪の組織の医師という設定と名前が重なったことなどについて、集英社は「事前に編集部が表現について十全な検討を行うべきでした。深くお詫び申し上げます」としている。また堀越さんは「読者