同志社大学今出川キャンパス(上京区)で、「飲酒文化」について学ぶユニークな授業が、11日から始まる。1年間開講する正規科目で、単位も取得可能。農学部などで食品としての酒を研究することはあるが、文化的な側面について通年で授業するのは珍しい。 担当するのは、中京区の日本酒バー「あさくら」店主の朝倉康仁さん(38)で、講義名は「飲酒文化概論 日本酒(清酒)を中心に」。学生が主体的に課題解決に取り組む「プロジェクト科目」として開講する。日本酒の作り手の思いに迫るため、酒米の田植え体験や杜氏(とうじ)にインタビューするなどユニークな内容だ。 朝倉さんは関西外国語大学(大阪府枚方市)の大学院で言語心理学を学び、研究者を志望していた。洋書を扱う古書店(中京区)で営業担当として勤務していた2005年、脱サラして現在の店を構えた。
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