このエントリの標題は「ほっとけない先進国のアホさ」とでもしたかったのだが、そこまで言えるものでもないし、私のようなアホの筆頭にはよくわからないことも多い。ただ、アフリカの貧困に対する善意と援助の陰に隠されているものについては、やっぱり、書いておこうと思う。 なにが隠されているか。これまでの極東ブログの話の流れで言えば、「端的なところ、中国様のご威光」とかになりそうだ。ダルフール危機についても、端的に言ってしまえばこういうことだ、つまり… 南北内戦が片付いてきて、イスラム系スーダン政府が「け、南北問題では下手を打ったから石油の取り分が減ったじゃなねーか」と考え、さらに「もうこれ以上減らされるのはご免だな、じゃ、次にぐだぐだ言いそうな西のダルフールの住民を先手で追っ払っておけ」と考え、「なんか、うまい追っ払いの口実はないか? 古くからある住民対立を増長させておくのもいいが…なぬ!西側の反乱軍が
CNET Japan Blogで「近藤淳也の新ネットコミュニティ論」が始まった。第二回「世の中はでたらめな仕組みで動いている」 http://blog.japan.cnet.com/kondo/archives/002209.html は近藤という人間の面白さがよく出ている。 僕がはてなに参画する理由をいくつか書いたときに、その中の一つに、近藤が「いつなんどきでも何事に対しても自分の頭でモノを考えている」点を挙げた。 はてなのサービスや経営について近藤と議論すると、いつもものすごく長くなる。 誰もが当然と思って使っている仕組みや環境に対しても、常に「本当にこれがベストなんだろうか」と疑ってしまい、ついつい違う方法を試してみては失敗し、「なんだかんだ言ってこの仕組みはよく考えられて作られているんだなあ」と知って元に戻ってくる、という事を繰り返している気がします。 近藤の思考回路がこういうふう
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