最近、20代から中高年まで、不眠を訴える人が増えています。しかし、眠れない理由を、単なる「仕事上の悩み」などと片付けてしまうのは危険です。というのも、実は「不眠症」という病気の場合もあるからです。 特に、夜なかなか眠れないような状態が1週間以上も続いているならば、要注意。というのも、「眠り」は人の最も強力な欲求の1つなので、それがずっと満たされないということは、健康的な睡眠機能が損なわれた状態、つまり「不眠症」である可能性が高いからです。 自分の睡眠に不安がある人は、不眠症の可能性があるかどうか、まずチェックしてみましょう。 もし、上のどちらかにあてはまる項目があったら、あなたは不眠症かも知れません。その場合、よい眠りを取り戻すためにはまず、不眠の原因を突き止めることが大切です。なぜなら不眠の背後には、「うつ病」や「睡眠時無呼吸症候群」などの眠りを妨げる重大な病気が潜んでいることもあ