以下は、2005年6月15日の衆議院 郵政民営化に関する特別委員会の議事録の抜粋に、コメントをつけたものだ。その意図は、日本における「リスク・リテラシー」教育の重要性を喚起すること。といっても、いきなりすべての日本国民を、といっても始まらない。しかし日本の政治や経済をリードする人々には、せめて最低限は、ということだ。 ことわっておくが、この文章は、郵政民営化についての賛否を表明するものでもないし、特定の議員、特定の政党に対して賞賛したり批判したりするものでもない。このやりとりを選んだのは、前に国会審議のインターネット中継について本サイトで取り上げた際にたまたまこれを目にしたからだ。たとえどの党のどの議員であっても、同様の発言があれば私は同じように扱うと思う。この佐々木憲昭議員は、サイトで確認したら、「函館商業高校、小樽商科大学を経て、大阪市立大学大学院博士課程で経営学を専攻」という経歴とな
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