無線LAN対応FOMA「N900iL」につまづいた企業のエンドユーザーが激白--トラブル克服への挑戦が続く トラブル克服への挑戦が続く 「話題の無線LAN対応FOMA『N900iL』が社内に導入された。しかし無線LAN経由のIP電話としての通話は音質が悪すぎて,社内でも普通の携帯電話としてしか使っていない。2割程度のエンドユーザーは端末の電源も入れていない状態」―― 筆者が過去二回にわたって執筆した記事(当該記事1,当該記事2)でIP電話のトラブル経験を募集したところ,読者から思わぬ報告が舞い込んだ。書き込みを読んでビックリ。導入企業が増え始めた巷で話題の端末「N900iL」にまつわるトラブル事例だったからだ。「端末の電源も入れていない」というのは一体どういうことなのだろう? N900iLは,NTTドコモが「PASSAGE DUPLE」と呼ぶモバイル・セントレックス・サービスで使う端末。社