震災がれき受け入れ決議可決 恩納村議会 Tweet 政治 2012年3月16日 12時08分(14時間52分前に更新) 【恩納】恩納村議会は16日の3月定例会最終本会議で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れ表明を村に要請する決議書を全会一致で可決した。がれきの受け入れ表明を自治体に求める決議は県内初。 志喜屋文康村長は「(決議を)真摯(しんし)に受け止めるが、具体的ながれきの中身など判断しなくてはいけないものがある」と述べ、県や関係機関と調整を図りながら前向きに検討する方針を示した。 決議案は議員発議で提出。決議では、震災のがれきについて「全国の自治体の協力がなければ、この先十数年そのままの状態となる。がれきの処理なくして被災地の真の復興はあり得ない」と指摘。村に「通常の廃棄物相当と判断されるものについて受け入れを表明することを要請する」とした。