スクラップ業者「秋田臨港」(同市飯島)に 売却したスクラップの中にあった 鉛製容器から、高い放射線量を検出したと発表した。 一般市民への影響はないとみられ、 同センター職員9人の被ばく状況を調べている。 市環境部によると、容器は取っ手付きの円柱型で、 容器近くで測定した空間放射線量は 1時間当たり48・86マイクロシーベルト、 1メートル離れると同2・05マイクロシーベルトだった。 容器は密閉され中身は不明だが、 数千万ベクレルの放射性物質が 入っている可能性もあるという。 スクラップは7日午後4時半ごろ運び込まれ、 秋田臨港が放射能検知器でトラックを測定。 同9・6マイクロシーベルトが検出されたため、 原因を調べ、容器からと分かった。 容器は同センターの旧焼却施設内の四方が コンクリートの部屋で一時保管している。 部屋の外の空間放射線量は 同0・06~0・07マイクロシーベルトで、 通常