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北海道大(札幌市)は、07、08年度の論文博士の学位審査で、大学院農学研究院など理系3学部の大学院の担当教授ら9人が、学位取得者7人から謝礼の金品計約60万円を受け取っていたと22日発表した。同大は、横浜市立大で謝礼金の授受が明らかになった08年3月以降の授受を認めた4人について訓告処分とし、返還を命じた。 逸見勝亮副学長は記者会見で「こうしたことが大学で起きたことは誠に恥ずかしく申し訳ない」と陳謝した。 大学の内部調査によると、もっとも多く受け取っていたのは学位取得者2人から計15万円を受け取った教授。この教授を含め2人が現金を受け取り、ほかは商品券や土産などを受け取った。授与式後に菓子折りなどと一緒に受け取っており、「審査には影響していない」としている。 博士号の論文審査は年4回あり、主査と副査で審査する。今年2月、論文博士の審査をめぐり、1人の教員名をあげて「謝礼を受け取った疑
いろいろなタイプのインフルエンザウイルスに効くワクチンを厚生労働省研究班が開発した。 従来のワクチンと違い、ウイルスが変異しても効果が続くのが特徴で、動物実験で確かめた。実用化までには数年かかるとみられるが、新型インフルエンザの予防にも役立つと期待される。 研究班は、国立感染症研究所、北海道大、埼玉医科大、化学メーカーの日油。 通常のワクチンは、ウイルス表面をとげのように覆うたんぱく質をもとに作る。接種後、ウイルスが体内に侵入すると、抗体がとげを認識して増殖を阻止する。だが、インフルエンザは、とげの形が異なる複数のウイルスが流行することが多いうえに、頻繁にとげの形が変異するため、毎年のようにワクチンを作り直す必要があった。流行する型の予測がはずれると、ワクチン接種の効果が薄れた。 研究班は、表面に比べて変異しにくいウイルス内部のたんぱく質を人工合成。それに特殊な脂質膜をくっつけてワクチンを
今年も各地で流行して猛威をふるっているインフルエンザ。厚生労働省研究班は、このインフルエンザウイルスに効く「万能血清」の開発に成功したことを明らかにした。従来のワクチンと異なり、ウイルスが変異しても効果があるのが特徴。大量生産に課題は残るものの、将来起こりうるパンデミック(大規模感染)の対策に役立ちそうだ。 この血清は、国立感染症研究所や北海道大学などとの共同研究で開発されたもの。研究班は古来から伝えられている 「バカはかぜをひかない」 という伝承に着目。「かぜとインフルエンザは異なるので意味がない」としてきた学会の定説をあえて無視し、インフルエンザに感染させて発症しなかったバカから血清を採取。投与した場合の効果を調べた。 その結果、ふつうのバカではなく 「“すごいバカ”の血清にはインフルエンザウイルス全般への予防効果がある」 ことが判明した。現在流行しておりタミフルの効かない「Aソ連型」
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