若槻先生から紹介を受けたAndrej SaliらのNature論文「Determining the architectures of macromolecular assemblies」(2007)に感銘を受けました。456個のタンパク質からなるNPC (Nulear Pore Complex:核孔複合体)をどう決めるかという大きな問題に挑戦しています。 NPCは、約125MDaもある巨大タンパク質複合体。核孔複合体を構成するタンパク質群をヌクレオポリン(nucleoporin) といいますが、その構造を決めるためににはどうしたらいいのか? 5〜10年前までは、ひとつのタンパク質の構造を決めるのさえ非常に難しかった時代を超え、現在では膜タンパク質や2分子の複合体でも比較的にそれらの構造が決められやすくなってきています。 それでも、A. Sali達の問題は、456個もあるタンパク質複合体の構
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