誰かの「やめた」ことに焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」。今回は、ブロガー・ライターのねむみえりさんに寄稿いただきました。 ねむみさんがやめたのは周囲の人と同じような「元気」であろうとすること。 学生時代から「心身ともに健康である」といった文言を目にすると「自分は当てはまらない」と感じたというねむみさん。大学卒業後も、いわゆるフルタイムで働く周囲の人の様子を目にし劣等感を抱くこともあったそうです。 その後、「これなら私もがんばれる」という働き方を見つけたねむみさん。しかし、その行動が思わぬ結果を招くこととなり、徐々に「元気」という向き合い方への変化がありました。 ***「元気になりたい」というのが、私の口癖だ。 地球の重力が狂ったのかと思うぐらい体が重かったり、外が怖いと言ってベッドの上で動けなくなる日がある。そうなると、楽しみにしていた友人との飲み会や、舞台やお笑いライブなど