今月、国民栄誉賞を受賞する囲碁の井山裕太七冠は、世界王者の座をかけた国際大会の決勝三番勝負の最終局に敗れ、日本勢13年ぶりの大規模な国際大会での優勝はなりませんでした。 その井山七冠は、世界王者の座をかけ、日本・中国・韓国などのトップ棋士32人が参加した国際大会「LG杯」で初めて決勝に進み、東京・千代田区の日本棋院で、中国の新鋭、謝爾豪五段(19)との三番勝負に臨みました。 初戦を落とした井山七冠は、7日の第2局で大接戦を制して最終局に臨みましたが、謝五段の的確な打ち手に敗れ、準優勝となりました。 井山七冠はこの大会、準決勝で、世界最強とされる中国の柯潔九段を破るなど世界トップクラスの実力を披露しましたが、日本勢13年ぶりの大規模な国際大会での優勝はなりませんでした。 井山裕太七冠(28)は、前人未到の囲碁の七大タイトル独占をおととしと去年の2度にわたって成し遂げ、今月13日には将棋の羽生
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