読売新聞グループ本社は7日、生成AI(人工知能)を用いた検索サービスを提供する米新興パープレキシティを東京地裁に提訴したと発表した。AI検索による記事の無断使用が著作権を侵害しているとして、約21億6800万円の損害賠償などを求めた。AI検索を巡り日本のメディアが訴訟を起こすのは初めてとみられる。AI検索はインターネット上で公開されている内容を取得し、要約して文章として提供する。従来のキーワー

著作物の流通を促進する非営利団体Creative Commons(クリエイティブ・コモンズ)は6月25日、AI時代のための新プロジェクト「CC Signals」の立ち上げを発表した。コンテンツ管理者が自分の作品をAIのトレーニングでどのように利用してほしいかの「preferences」(特定の選択肢を他の選択肢よりも好む傾向、選好)を表明するためのフレームワークだ。 クリエイティブ・コモンズは、AIがこれまでにない規模で急速に発展する中、コンテンツ作成者や管理者たちの関与なしに、コンテンツが公開された際の「合理的な期待」を超えてAIのトレーニングなどのために利用されてきたと見ている。機械によるWebコンテンツの利用自体は新しいことではないが、今日のAIはWebのあり方を変え、脅かすアルゴリズムを供給していると説明する。 かといって、コンテンツ管理者がアクセスをブロックするようになれば、知識
米エンターテインメント大手の DisneyとUniversal(いずれも総称)は6月11日(現地時間)、AI画像生成サービス「Midjourney」を提供する米Midjourneyを、著作権侵害でカリフォルニア州中央地区連邦地裁に提訴した。「侵害的な画像や動画がAIで作られようと、他の技術で作られようと、著作権侵害であることに変わりはない」と主張している。 Disneyは、Disney Enterprises、Marvel Characters、Lucasfilm、Twentieth Century Fox Filmの総称、Universalは、Universal City Studios ProductionsとDreamWorks Animationの総称だ。 原告は、Midjourneyの画像生成サービスが、無数の著作権作品の無許可コピーを使用して開発・訓練されたと主張している。 訴
文部科学省の中原裕彦文部科学戦略官は16日の衆院内閣委員会で、スタジオジブリのアニメに似せた画像を生成人工知能(AI)でつくる「ジブリフィケーション」を巡り、著作権法との整合性について「最終的に司法で判断される」とした上で、「単に作風やアイデアが類似しているのみなら、著作権侵害には当たらないとされる」と述べた。 衆院内閣委員会で質問に立つ立憲民主党の今井雅人衆院議員=16日午後、国会内(衆院インターネット審議中継より)立憲民主党の今井雅人氏の質問に説明した。 今井氏は「いわゆるジブリフィケーション、ジブリ風にするというのが最近はやっている。著作権に当たるのではとの議論がある。現在の解釈として、どこまでが適法か」と尋ねた。 中原氏は「著作権法は創作的な表現に至らない作風やアイデアを保護するものではない」と述べ、「AIで生成されたコンテンツに、既存の著作物との類似性や依拠性が認められれば、著作
RR-いにょ @RR_Inyo これらの青いラインについて,私の「請求項」は言及していないので,恐らく,ChatGPTは指示を読んで「これはイカ娘じゃね?」と忖度して出力していると思われます。 pic.x.com/HEWdWuWQkJ 2025-03-28 23:32:50
「残念ながら、無料レベルへの展開はしばらく遅れます」──米OpenAIのサム・アルトマンCEOは3月26日(現地時間)、前日発表した「ChatGPT」の新たな画像生成機能について、Xでそう発表した。予想をはるかに上回る人気で、「GPUが溶けている」という。 同氏は別の投稿で、「効率化に取り組む間、一時的にレート制限を導入する予定」で、無料ユーザー向けは提供を開始しても画像を生成できるのは「1日当たり3回」になると説明した。 アルトマン氏は現在、自分のXのプロフィール画像をアニメ風なものに変えている。 この機能のデモ動画では、写真に「アニメ調にして」というプロンプトを添えた結果を紹介している。アルトマン氏のプロフィールも、このデモで生成された画像も、少し“ジブリ風”(スタジオジブリ作品のよう)だ。 その後、Xには「Ghibli Syle」(ジブリ風)と指定したアニメ風画像が溢れた。 Open
公正取引委員会より募集のありました「生成AIを巡る競争」に関する情報・意見の募集について」に対して、NAFCAより提出したパブリックコメントを公開します。 情報・意見募集の対象、情報・意見提出の要領などはこちらから 「生成AIを巡る競争」に関する情報・意見の募集について 目次1.はじめに 2.アニメ産業における不正行為の具体例 (1)AIカバー (2)特定の作家の絵柄を出力する生成AIによる違法なイラストなどの販売 (3)消費者利益の損失とアニメ産業の技術水準への悪影響 3.「生成AIをめぐる不正な競争による被害」の救済を! 4.「生成AIを巡る競争(ディスカッションペーパー)」に関する情報・意見 (1)第2の1⑵ データ (2)第2の2 モデルレイヤー (3)第4 おわりに(公正取引委員会の今後の対応) 1.はじめに私たち一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟は、アニメ業界従事者やアニメ
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作者・荒木飛呂彦さんの創作論をまとめた書籍「荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方」(集英社、11月15日発売)が話題だ。キャラクター造形の考え方などもさることながら、生成AIに対する見方などが語られ、SNSで物議を醸している。 全3章と番外編、あとがきからなる同書では「第二章 超重要! 悪役の作り方の基本」と「第三章 漫画の王道を歩み続けるために」で、AIをはじめとした技術への見方について触れられた。 荒木さんはAIに対して、第2章では以下のように警鐘を鳴らした。(集英社 荒木飛呂彦著「荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方 kindle版から引用) 「社会の悪」ということに関連して言うと、これからAIが社会に広がっていくことで、それを利用した詐欺師が跋扈する怪しい世界がますます増えると思います。 この前、「これ、俺が描いたよな」という絵を見たのですが、
X(旧Twitter)が11月15日に利用規約を変更(改訂)することを受けて、イラストを描いている人たちのあいだで「11月15日からXが画像をAI学習するようになる」という話が広がっていますが、これは誤りです。 11月15日から適用される利用規約は、AI学習について明確化(明文化)しただけであり、Xにおけるポスト(ツイート)の学習は2023年9月から行われています。 Xの利用規約改訂の発表を受けて誤解が広がる Xは10月16日、サービス利用規約とプライバシーポリシーの改訂を行い、11月15日から適用することを発表しました。 そのなかで、新しい規約ではAI学習について以下のように明記されました。 当社が(i)お客様によって提供されたテキストやその他の情報を分析し、その他の方法で本サービスを提供、促進、改善する権利(生成型か他のタイプかを問わず、当社の機械学習や人工知能モデルへの使用やトレーニ
生成AIを使って、声優の声が無断で利用されるケースが相次ぐなか、声優などの業界団体が13日、都内で記者会見を開き、AIで声優の声を利用する際には本人の許諾を得ることやAIの音声であると明記することなどを求める声明を発表しました。 会見を開いたのは声優などが加入する「日本俳優連合」と「日本芸能マネージメント事業者協会」、「日本声優事業社協議会」の3つの業界団体です。 この中で3団体は共同で声明を発表し、声優の声を生成AIの学習データなどで利用する場合には本人の許諾を得ることや音声がAIによる生成物である場合にはそれを明記することを求めました。 また、演技の領域は人間が行うべきだとして、生成AIの音声をアニメや外国映画などの吹き替えで使用しないことも求めました。 団体によると、生成AIをめぐってはアニメのキャラクターの声で好きな歌を歌わせるなど、無断で作られた音声や映像がネット上に投稿されたり
反AIの人、生成AIに関して 学習する 生成するという2段階を想定しているように見えることが多い。 現行法やAI推進者の多くは文科省の出している資料などを見るに 学習する 生成する公表するという3段階を想定している。ここが一番違うところだなあと思っている。 反AIの人は 学習をする(けしからん) 生成をする(けしからん)で話が完結してしまう。 AI派は 学習をする(おおむね白になるように法的整備が済んでる) 生成をする(おおむね白になるように法的整備が済んでる)公表をする(原則的に著作権はここでなにかしらの判定を行う)なので、雑な人は「学習生成は真っ白だろ」というし、慎重な人は「(3段階目がどうなっているかが前の段階に波及するので)ケースバイケースですね」とか「白寄りのグレーってとこです」って言う。 ここで問題になるのは学習元のコンテンツを享受する目的だとダメっていうのが反AIにとっては難
元OpenAI社員の告発「OpenAIは著作権法をやぶりまくっている」2024.10.28 14:3539,270 Lucas Ropek - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) 便利さと同時に、どんどん増す批判の声。 OpenAIの元研究員が、同社のビジネスモデルに反対する立場を表明し、ブログでOpenAIがアメリカの著作権法を遵守していないと述べました。このように、テック大手の情報収集ビジネスが法的に不安定(あるいは違法)な基盤の上に成り立っていると批判の声が多く挙がってきています。 告発者はどんな人?「私が信じていることをあなた方もを信じているなら、OpenAIを去るしかない」とSuchir Balaji氏はニューヨーク・タイムズ紙に語っています。2020年にOpenAIに入社しGPT-4の開発に携わった25歳のカリフォルニア大学バークレー校卒業生のBalaji氏は
“The unlicensed use of creative works for training generative AI is a major, unjust threat to the livelihoods of the people behind those works, and must not be permitted.” Signatories (50,544)Björn Ulvaeus, Songwriter Sir John Rutter, Composer and Conductor Sir Kazuo Ishiguro, Novelist Julianne Moore Thom Yorke, Musician James Patterson, Author Kate Bush, Singer-songwriter Sir Simon Rattle, Conduc
【まえがき】まず、この記事でいう反AI絵師とは、「XというSNSで」「イラストを投稿しながら」「”Xによる学習”に反対する姿勢を見せている」3点を満たす人間を指している。 ・姿勢として生成AIに反対でも、追加学習のみに反対している人をはじめとして「Xによる学習には反対していない」人は含まない ・逆に生成AI、及び生成AIユーザーに対する暴言等を口にしていなくても、上記3点を満たしていれば私の中では「反AI絵師」に含む 上記を前提として、この記事は読んでほしい。 また、このnoteでお気持ちを表明したい相手は強い言葉を使い誹謗中傷を恒常的に行う過激な「反AI」ではなく、そう言った人たちの声高な主張に影響を受け、自分では何も調べずに感情とXのポストで得た情報だけで無断学習禁止を唱えるようになってしまった絵描きたちであり、 彼らを「反AI絵師」と呼んで、強く批判する内容が書かれている。 今や「反
生成AIによる画像や音楽の〈創造〉。2024年現在、社会は生成AIが孕む様々な問題と向き合わざるを得ない状況だが、それらは徐々に受け入れられ、当然の光景になりつつもある。そんな今、SNSを中心に話題になっているのが〈AIシティポップ〉だ。AIが生み出すシティポップの楽曲が何故これほど議論になるのか? 著書「シティポップとは何か」「ポップミュージックはリバイバルをくりかえす」で知られる評論家の柴崎祐二が迫る。 *Mikiki編集部 生成AIが浸透した今、なぜAIシティポップが議論に? 事の発端は、先日、DJのデラさんが投稿した次のようなポストでした。 ちょっと、怖いの見つけてしまった。ユーチューブにて、AIで生成された80年代シティポップばかりアップしているアカウント。このクオリティが、どの曲も高すぎる。トラックのみならず歌詞もボーカルも素晴らしく、昨日まで存在しなかったはずなのに、どの音源
画像生成AI「Midjourney」で制作した作品を絵画コンテストに出品して優勝した米国のアーティストが、著作権登録が認められなかったことを不服として米著作権局を相手取り、裁判所に訴えを起こした。 米コロラド州在住のジェイソン・アレンさんは2022年8月、Midjourneyを使い生成し、Adobe Photoshopなどを使い仕上げた作品「Theatre D'opera Spatial」を同州のコンテストに出品し、デジタルアーツ部門で1位に選ばれた。AI生成絵画の受賞は初めてだったこともあり、このニュースは大きな論議を巻き起こした。 アレンさんは、著作権登録が認められなかったため、この作品が侵害されるようになったと訴える。他人が入賞作品のコピーを取り入れた「盗作」をSNSで公開したり、無断で複製されてマーケットで販売されたりしているという。 アレンさんは24年9月、Theatre D'o
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