その備蓄米、農林水産省が公表した先月30日までの流通状況によりますと 先月10日から12日までの1回目の入札で落札された14万トンあまりのうち ▽JAグループなどの集荷業者が倉庫から引き取った量は4071トン ▽そのうち卸売業者まで引き渡されたのは2761トンでした。 ▽さらに卸売業者から小売業者に渡ったのは426トン。 ▽外食業者などに渡ったのは35トンにとどまりました。 こうした中、民間のシンクタンク「三菱総合研究所」は、総務省が発表したことし2月の東京23区の小売物価統計調査を元に茶わん1杯、重さにして150グラムのごはんと食パン1枚あたりの価格を試算しました。 それによりますとコシヒカリの茶わん1杯あたりの価格はおよそ57円だったのに対し、4枚切りの食パン1枚はおよそ48円で、ごはんのほうが9円ほど高くなっています。 また、6枚切りの食パン1枚はおよそ32円で、ごはんのほうが25円
