新常用漢字表へ「鷹」の字の追加を要望する意見書を提出しました 現在、文化庁文化審議会により約30年振りとなる「常用漢字表」の見直しについての審議が行われています。文化庁は、先月16日に「新常用漢字表(仮称)」に関する試案を公表し、幅広く意見を求めるパブリックコメントを実施しており、4月16日(木曜日)まで意見書を受け付けています。 三鷹市では、昨年5月12日に公表された「第1次・字種候補素案」で追加字種候補に含まれていた「鷹」の字が、翌月公表された「第2次・字種候補素案」では除外されました。これを受けて、市では同年11月7日に「鷹」の追加字種候補への復活を求めて、文化庁長官と文化審議会会長宛てに要望書を提出しましたが、依然として「鷹」が除外されているため、今回も改めて「鷹」の追加字種候補への復活を要望する旨の意見書を提出しました(市がこれまで提出した「要望書」と「意見書」の全文は下記の添付
前回記したように、韓国の「美」は他には見られない。なお、「美」という漢語は、中国、韓国そしてベトナムではアメリカのことをも指す。日本では「米」がアメリカを指す略語として頻用され、新聞で「こめ」をカタカナの「コメ」へと追いやった。日本の「米」は、中国での古い訳が残ったもので、異彩を放っている。 上の表では、中国では「中」を含む方式を取り上げた。そこでは90点以上が「優」であるため、単純に見たならば、日韓はインフレ気味だ。点数ごとにそれらしい意味を有する漢字1字ないし漢語1語で評価が出ることが共通しているだけに、ズレがややこしい。また表のように、中国と韓国とでは「良」の点差は平均で20点程度、最大では29点に及んでしまう。 そして何よりのこととして、前述のとおり、「可」は、ベトナムでは84点(さらに小学校ならば90点近く)でもそれが付けられるのだが、韓国ではそれが実に落第点となるのであったのだ
2001年発行の日本エディタースクール編「文字の組み方ルールブック ― ヨコ組編」によると、「横組の句読点は,原則としてコンマ(,)とピリオド(.)を用いる.」と書かれている。 理由として、横組においては和欧混植の機会が多く、和欧混植時に句読点の文字種が混在するのは好ましくないという趣旨の文章が、注釈欄に簡単に記載されている。 しかし近年、印刷会社に持ち込まれる文字データのほとんどは(、)と(。)で入力されている。 かくいう私もWEB上の日記などは全て(、)と(。)で入力している。 一方、2004年(平成16年)改正の「日本語文書の組版方法 JIS X 4051:2004」においては、横組の読点については明確に言及していない。 ただし、この規格書自体の本文は(,)と(。)で組まれており、例示される横組の文章も読点はすべて(,)で組まれている。 ウチでの仕事においては、基本的にはお客様からい
新聞社や出版社では、古くから校正校閲のルール化が進められていたが、近年では若い世代への継承が課題となっている。また、ITの進展により誰でも簡単に情報発信することができるようになったが、企業では情報発信に伴うコンプライアンスやリスク管理の観点からも、文章品質が重要視するようになっている。 テキスト&グラフィックス研究会では、このような課題を解決する文章校正支援ツールについて、株式会社ジャストシステムの村尾昌浩氏に話を聞いた。 ■ドキュメント作成におけるリスクと非効率 新聞社等では記事の書き方を厳密にルール化しているが、若い世代への継承が課題となっている。ルールが周知されておらず、その結果、校正のやり取りが増え、効率面でも問題となっている。企業でもWebページ等で情報発信する機会が増えているが、うっかり不適切な表現を用いてしまい問題となることがある。 日本語入力システムならではの問題として、変
9月10日の「不思議なカクシガマエ(補足)」で通常のクニハコガマエ,カクシガマエと「ウロコ付きカクシガマエ」(これが不思議なカクシガマエなのだが)の違いを図示して説明した(右図に再掲)。しかし日本の近代漢和辞典の字形が『康煕字典』からはじまった以上,この字形に触れないわけにはいかない。それと『大字典』の両カマエについても見ておきたい。それらを並べて見ると,なぜ「不思議なカクシガマエ」なのか,という実態に迫れそうな気がする。 まず上図に『康煕字典』のクニハコガマエとカクシガマエを示す。両者ともエレメントはよく似ており,違いは左上の1画目と2画目の接し方のみである。 つぎに『大字典』のクニハコガマエとカクシガマエを下図に示す。『康煕字典』の字形とはかなりイメージが違うが,これもまた左上の1画目と2画目の接し方を除き,両者のエレメントは非常によく似ている。 つまり,『康煕字典』,『大字典』
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判型としては新書と同じ岩波少年文庫だが、その古い装丁を若い人は知らないだろう。昔はハードカヴァーの箱入りだった。それが1975年ころに箱なし、ソフトカヴァーになったのだが、今のようにカヴァーはついていなくて、しかも独特の手触りの紙を表紙に使っていた。私はあの頃の装丁がいちばん好きだな。中公新書も、昔はビニール装で、その下に帯があって、味わいがあった。今は新書も文庫もどれもこれも同じような、地味な裸体にカヴァーつきで、面白くないなあ。 その岩波少年文庫でマルシャークの『森は生きている』を読んだら、「バカ」という意味の「天然」が出てきたので驚いた。女官長が「わたくしは天然にぼんやりしておりますわ」と言うと、幼い女王が「そうだろうと思っていたわ、天然だとね」と言う(湯浅芳子訳、1953)。女官長は、自然の美しさにぼうっとなっている、と言ったのだが、女王はそれを「元からぼうっとしている」ととったの
13歳や15歳受賞「才能先取り」 話題作りとの批判「門戸広過ぎ」 「いったい何歳まで下がるのか!」。そんな驚きの声が聞かれるほど、この秋の新人文学賞では、10代半ばの受賞者が続々と誕生している。賞金や書店員の選考を売り物にした賞の新設も相次ぐ。一方で「質の高い作品を選びたい」と、作家の側から現状を憂慮する声も上がり始めた。芸術とビジネスの間で、いま文学賞に何が起きているのか。(文化部 佐藤憲一、山内則史、受賞者は敬称略) 「メール」世代 先月5日、河出書房新社主催の「第42回文芸賞」で、静岡の中学3年の女子、15歳の受賞者が誕生した。 「後生畏(おそ)るべし」と受賞者を評した田中康夫選考委員らを輩出した同賞、これまでの最年少は綿矢(わたや)りさら17歳の3人だ。 続いて20日、「『このミステリーがすごい!』大賞」で特別奨励賞を受賞したのは大阪の中学1年の女子、13歳。1月には青森の15歳の
2005年6月29日 作成 土屋隆 以下の違いは省略します。 漢字とかなの違い 送り仮名の違い 擬声語、擬態語でのかなの大小 「ニヶ月」等の「ヶ」と「か」の違い ルビの違い、ルビの有無 句読点の有無、句点と読点の違い 改行、空白行の有無 字下げの有無
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
立ち読みした「理想の国語教科書」がまったくもって期待はずれでがっかり【秋葉へ何しにおれカネゴン】。国語の教科書に小説や落語など娯楽を載せる必要はまったくないと思うのはカネゴンだけでしょうか。小説家は究極の自営業につき利権が発生すること間違いなし。小説家に国語の相談を持ちかければ自分の小説(または呼び水として古典小説)を売り込む以外に何をするだろう。子供のTV視聴を制限しても小説が野放しなら意味がないかもしれないと思ってしまう。みんなアエンにだまされている。カネゴンの理想の国語の教科書は次のような感じです(社会科も混じってしまいました):。 ひととおりの文法 クリア/コンサイズコンサイスな書法 わかりやすい図の描き方 (一つの図に複数の意味を盛り込まないようにするなど) 文書の校正の仕方 「他人の文章を直す」訓練もここに含まれる 基本論理学 基本弁論術 長文を要約する技術 (文字数制限は今時
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