2010年は面白い日本映画が多かったです。ただその中でも特別に偏愛対象になる作品がベスト上位になります。 つまりよくできた、ちゃんとした映画。まとまりのある映画はベストの下位になってしまうのです。たとえば「孤高のメス」とか「最後の忠臣蔵」なんてホントによくできたプロフェッショナルな映画ですが、私の偏愛対象は多少いびつで出来が悪くても、なにがなんでも擁護してやる!という気にさせてくれる作品なのです。このベストはそういう観点からのベストですのであしからず。 18位「孤高のメス」 やはり夏川結衣はよいです。作品もプロの技術が光る良質な作品でした。 17位「借りぐらしのアリエッティ」 よかったです。恋愛映画のように見せかけて背景には死が横たわっているところにぐっときます。米林宏昌監督が出てきてジブリの後継者問題も解決かな? 16位「悪人」 深津絵里に感情移入してしまいました。なんか最近映画の中の女