日本語でも日常的にカタカナ使われる単語、というのは、時として外国人に通じにくいことがある。日本語の用法に慣れてしまっていて、それが英語の本来の意味からずれているからだ。 例えば、ナイス(nice)という言葉がある。おおむね、「素敵」、「いいね」、という日本語感覚で使ってよいが、nice の本当のコアは、ここではない。例えば、次の英語を日本語で訳せるだろうか。 "I like Fukui, because people are nice." 人々がナイスだから、福井(平鍋の故郷)が好きだ。ということなのだが、この文章が腑に落ちたときに、nice の意味が獲得できる。この nice は、人が「優しい」さらには、「気持ちよく人に接する」という意味で、nice の中核に触れている。最近の日本語だと、(人が)「感じいい」という言葉がぴったりくる。 この nice に最初触れたとき、日本語のナイス、と
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