近年、飛躍的な進歩を遂げているDNAの研究。カギを握っているのは、これまで研究者たちの間で「ゴミ」とさえ呼ばれてきた、DNAの98%を占める未知の領域です。最新の研究から、このDNAの98%という膨大な領域の中に、ゴミどころか、むしろ「宝物」のような情報が、たくさん眠っていることがわかってきました。NHKスペシャル シリーズ人体Ⅱ「遺伝子」第1集では、W司会のタモリさん・山中伸弥さんに加え、俳優の石原さとみさん・鈴木亮平さんという豪華メンバーで、あなたのDNAの中にも眠っている宝物、"トレジャーDNA"の知られざる世界に迫りました。 今回、最新のDNA研究の進歩の凄まじさをまず教えてくれたのは、DNAから顔を再現する研究です。まだ研究途上ではありますが、アメリカではすでにこれを応用した技術が犯罪捜査に使われ、未解決だった事件の犯人逮捕に一役かっています 。 かつて小説や映画などでも描かれた
政府はサイバー攻撃を受ける前に対抗措置をとる「能動的サイバー防御」の導入に向けて有識者会議の立ち上げ検討を本格化させています。今後の動きなどについて解説します。
高瀬 「今、全国の公立の小中学校で『先生が足りない』という異常事態が起きています。」 和久田 「NHKが、都道府県と政令指定都市、合わせて67の教育委員会に取材したところ、今年(2017年)4月の始業式時点で、半数近い32の教育委員会で、定数に対して、少なくとも717人もの教員が不足していたことが明らかになりました。」 高瀬 「こうした学校では、教頭などが担任や授業を受け持つなどして、影響を最小限にしていますが、中には、授業ができなくなるところも出ています。」 関西地方の、ある中学校が保護者に配った書類です。 美術の教員が病気で休職して授業が出来ず、およそ3週間、別の教科に振り替えざるを得なくなったのです。 代わりの教員を求めたものの、教育委員会からの回答は…。 “とにかく見つかりません。” 中学校の校長 「きちっと学べないという状況は、非常に申し訳ないことをしている。 (義務教育の)責任
山岳・水中カメラマン日記 自然をこよなく愛するNHKカメラマンの取材記です。執筆メンバーは、NHKが誇る山岳班・潜水班の面々です。 NHK甲府放送局、山岳カメラマンの米山悟です。 車で山奥の景勝地や登山口に向かうとき、なんでこんな山奥に人が住んでいるのだろう、と思う事はありませんか?買い物に不便、通学に不便、大雪や台風で孤立、と良い事が全然無い。現代都市部の暮らししか知らない大多数の人から見れば、そんな風に思えるはずです。実際若い人は出て行ってしまい、住んでいるのはだいたい昭和も戦前生まれまでのお年寄りばかりです。 山梨県早川町茂倉(もぐら)の集落 中学の頃から山登りを続けてきた私が、山梨県に住んで3年たち、いま一番惹かれているのは、山越えして山間集落へ下りるという山歩きです。車を使わず、駅やバスの終点から山まで足で歩き、山越えをして山向こうの集落へ下り、さらに町まで歩きます。マイカーが
出版不況が深刻化するなか、「講談社」と「小学館」、「集英社」の3社は、消費者の間で定着した中古の書籍市場を取り込むため、印刷会社などと組んで、中古書籍の販売で最大手の「ブックオフコーポレーション」の株式のおよそ30%を取得する方向で詰めの協議を進めていることがわかりました。
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