#1 「こどものじかん」発売中止は当然のこと 『こどものじかん』北米で発売中止になった経緯。 という記事が気になって、実際に3巻まで買って読んでみた。 内容は、超おマセな小学3年生の女子児童たちが、新人の男性教師に逆セクハラ等々をして困らせる、というコメディ作品。「クレヨンしんちゃん」の女の子版とでも言うべきか。 あまりのマセガキっぷりにリアリティの欠損を感じなくもないが、昨今の性の低年齢化を考えると「シャレになる」年齢はこのへんなのかも、という気はする。もっとも、主人公である新人教師にとってはシャレになってないのだけども。 内容自体はとてもおもしろいし、登場人物の一人であるレイジの過去の描写などは重厚で、ただのコメディではない人物の厚みを感じさせてくれる。また、大人・子供問わず、登場人物たちの心の揺れは、共感する部分も多く、じんとくるシーンも多かった。 ただ、確かに下着や裸の描写は無闇に