連載「Visual Studio Code TIPS」 Visual Studio Code(以下、VS Code)はコマンドラインから「code」コマンドを実行することでも起動できる。このときにはコマンドラインオプションを指定可能だ。本稿では、それらのうちの幾つかを紹介する。VS Codeの拡張機能に関連するコマンドラインオプションもあるが、それらについては別稿で説明する。
BFF(Backends For Frontends)の5つの便利なユースケース:マイクロサービス/API時代のフロントエンド開発(2) マイクロサービス/API時代のフロントエンド開発に求められる技術の1つ、Backends For Frontends(BFF)について解説する連載。今回はBFFの代表的なユースケースを5つ紹介します。 マイクロサービス/API時代のフロントエンド開発に求められる技術の1つ、Backends For Frontends(BFF)について解説する本連載「マイクロサービス/API時代のフロントエンド開発」。前回の「BFF(Backends For Frontends)超入門――Netflix、Twitter、リクルートテクノロジーズが採用する理由」では連載初回ということで、BFFの概要を紹介しました。 まだBFFは何をするサーバなのか分かりにくい面もあるかと思
※現在では、Web標準技術を利用したアプリ開発が広く普及し、そのためのフレームワークも多数存在しています。その中でも主流のフレームワークの1つである「Angular」を活用し、そのための知識を備えることには大きな意味があります。本連載は、Angularユーザーに向けて、その使いこなしTIPSを紹介するものです。なお、本連載は「Build Insider」で公開していた連載「Angular Tips」を同サイトおよび筆者の了解を得たうえで、本フォーラムに移行したものです。記事はBuild Insiderで公開した状態のまま移行しているため、用語統一などの基準が@ITの通常の記事とは異なる場合があります。
AWSの新サービスLambdaとECSは、何であり、何でないのか:AWS re:Invent 2014 Amazon Web Services(AWS)は、AWS re:Invent 2014で、「Amazon EC2 Container Service」および「AWS Lambda」を発表した。誤解されそうな部分を含めて、これらのサービスの内容と狙いを探った。 Amazon Web Services(AWS)は、2014年11月11~14日に開催したAWS re:Invent 2014で、2つの「PaaS的」な新サービス、「Amazon EC2 Container Service(ECS)」および「AWS Lambda」を発表した。AWSのプロダクトマーケティング担当AWSプリンシパル、ポール・ダフィー(Paul Duffy)氏は、PaaSなどという分類は関係なく、この2つのサービスはア
Bashを使ってみる このBashはリリースされたばかりのβ版であり、まだまだ使えない機能やコマンドも多い。基本的にはコマンドラインでのみ使うことを前提としており、GUI系のツール(X Window Systemを使うもの)はサポートされていない。 そのため、想定される用途はあまり多くなく、例えばコマンドラインツール(コンパイラやリンカなど)を使ったプログラム開発や、文字列処理ツール(grepやsed、awkなど)を使ったテキスト処理、ファイル整理などが考えられる。 Bash上でコンパイルする例 Bash上でプログラムをコンパイルする例。gccはデフォルトではインストールされていないので、あらかじめapt-getでgccをインストールしておいた。 (1)パッケージのインストールコマンドの例。通常のUbuntuの手法がそのまま使える。 (2)Hello worldプログラムをコンパイルしてみ
日報メールを半自動化!?――ExcelとVBAで作成するメール作成マクロとは:働く価値を上げる“VBA/GAS”術(11)(1/3 ページ) 時間のかかる業務の代表「メール作成」。中には、定期的かつ毎回同じようなフォーマットで作成、送信するメールもあるのではないでしょうか。今回は、日報を例に、Excelに記入したことを基にメールを作成するVBAを紹介します。 Excel VBAとGAS 業務で発生するちょっとした面倒くさい業務。特定の操作を繰り返すだけなので、今のままでもいいけど、楽になったらいいなと思うこともあるのではないでしょうか。例えば業務を自動化すると時間が空くため、他の業務に時間を充てたり、残業時間を減らしたりできるかもしれません。 本連載「働く価値を上げる“VBA/GAS術”」では、業務を効率化する手段として「Microsoft Excel」(マイクロソフトエクセル)で使える「
2016年1月、Oracle Databaseのライセンス体系が変更され、最も安価だった中小規模システム向けの「Oracle Database Standard Edition One(以下、SE1)」が廃止。従来の「Oracle Database Standard Edition(以下、SE)」の内容を変更した新ライセンスである「Oracle Database Standard Edition 2(SE2)」に一本化されました。 例えば、約70万円だったSE1の最低価格は、SE2では210万円からと高額になります(2016年11月現在、以下同)。また、SEのユーザーとしても、物理サーバ単位の最大搭載CPUソケット数が、SEの4ソケットから、SE2では2ソケットに減ることから、システム環境によっては、より上位で570万円からとなる「Oracle Database Enterprise Ed
の4つがあります。kernel配下にはカーネル全般にかかわるパラメータ、fs配下にはファイルシステム関連のパラメータ、vm配下には仮想記憶関連のパラメータ、net配下にはネットワーク関連のパラメータが置かれています。 /proc/sys/kernelディレクトリ まずはkernel配下のパラメータを見ていきましょう。/proc/sys/kernel配下のパラメータを使うと、パフォーマンス・チューニング以外のさまざまな設定も可能です。 ctrl-alt-del、cad_pid ctrl-alt-delは、おなじみの[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーシーケンスの有効(1)/無効(0)を設定するファイルです。同時に、cad_pidには[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押した際にシグナルを送信するプロセスを指定します(注)。 domainname、hostname これらのファイルに
対象OS:Windows 2000 Professional/Windows XP Professional/Windows XP Home Edition/Windows 2000 Server/Windows 2000 Advanced Server 解説 企業内は言うに及ばず、いまや家庭内でも、イーサネットなどで複数のコンピュータをネットワークで接続し、これらのコンピュータ間でファイル(ディスク)やプリンタを共有するのはもはや常識になってきた。 複数のメンバーで共同作業を行うときなどは、共有ディレクトリを作って、互いに共有したい文書類などをここに格納しておけば、作業が容易になるし、このネットワーク上のファイルを直接編集するようにすれば、常に最新版の文書が共有ディレクトリに保存されることになり、無用なバージョンの混乱(古いファイルで新しいファイルを上書きしてしまうなど)を避けることがで
これらコマンドレットによって提供される機能は、コマンド・プロンプトのユーザーであれば、ごくおなじみのものであり、実際、PowerShellで提供されるエイリアスによって、(基本的な機能であれば)ほぼコマンド・プロンプトと同じ感覚で利用できる。 もっとも、使えるオプションなどはコマンドレット独自のものも多くあるので、コマンド・プロンプト・ユーザーの方はおなじみの機能との違いも意識しながら、PowerShellのこれら基本的な機能を理解していってほしい。 操作方法 ●ファイル/フォルダーを新規に作成する まずはファイル/フォルダーを新規に作成する方法を解説する。ファイル/フォルダーを作成するには、New-Itemコマンドレットを使用する。例えば「c:\tmp」フォルダーの中に新規のwindows_tipsフォルダーを作成するには、以下のように記述する。 PS > New-Item c:\tmp
英国のIT専門媒体、「The Register」とも提携し、エンタープライズITのグローバルトレンドを先取りしている「The Next Platform」から、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップ。プラットフォーム3へのシフトが急速に進む今、IT担当者は何を見据え、何を考えるべきか、バリエーション豊かな記事を通じて、目指すべきゴールを考えるための指標を提供していきます。 データベースやデータストア、その上で動くアプリケーションがインメモリ処理に対応するケースが増えている。だが、1台の大規模NUMAサーバでメモリ容量が足りなくなる場合や、クラスタの小規模ノード間でのレイテンシが大きいために、パフォーマンスが及第点に届かない場合もある。 例えば、Hewlett Packard Enterprise(HPE)のNUMAアーキテクチャ対応サーバである「HPE Integrity
現在のLinuxでは、パスワードは暗号化されて専用のファイル(/etc/shadow)に保存される。このファイルが書き換えられて/etc/passwdファイルと整合性が取れなくなってしまうと、passwdコマンドでパスワードを変更しようとしてもエラーになってしまう。そのようなときは、pwconvコマンドで両者の整合性を取れば、passwdコマンドが使えるようになる。 # passwd sato ←satoのパスワードを変更 Changing password for user sato. passwd: Authentication token manipulation error ←エラーが出る # pwconv ←パスワードファイルの整合性を取る # passwd sato ←satoのパスワードを変更 Changing password for user sato. New pass
「LVMの情報を表示するには」で説明したとおり、LVMではパーティションのサイズを変更することができる。 ここでは、Anacondaの初期設定でインストールしたFedora 7のHDD(250Gbytes)の論理ボリューム(/dev/VolGroup00/LogVol00)を縮小する手順を説明する。 注:論理ボリュームの操作は、正常に実行されれば既存のデータはそのまま残る。しかし、誤操作やソフトウェアの不具合などによってファイルを失ってしまう可能性があるため、事前のバックアップが必要だ。 LVMの論理ボリュームを縮小する場合は、ファイルシステムのサイズを変更した後、論理ボリュームのサイズを縮小する必要がある。ここでは/を含む論理ボリュームを縮小するが、マウントした状態ではサイズを変更することができない。そこで、Fedora 7のLive CDでシステムを起動して、縮小の作業を行うことにする
ナプト / Network Address and Port Translation / IPマスカレード NAPTとは、1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で共有するためのネットワークアドレス変換技術の1つ。TCP/UDPのポート番号も含めて変換することで、複数の端末を同時接続させることができる。LinuxにおけるNAPTの実装をIPマスカレードと呼ぶ。 ある端末をWANまたはインターネットに接続させる場合、端末側にはグローバルIPアドレスを割り当てる必要がある。しかし、端末ではなくLANなど複数の端末で構成されているネットワークをWANに接続させる場合、端末ごとにグローバルIPアドレスを割り当てることはできず、順番で割り当てていては円滑なインターネット接続を端末側に提供できなくなる。 そこで、WANの出入り口に設置されるルータにグローバルIPアドレス1つを割り当て、LAN内の端末に
前回と前々回では、Windowsネットワークを支えるトランスポート層プロトコルであるTCP/IPとNetBIOS(NetBEUI)プロトコルについて見てきた。今回はWindowsネットワークにおけるファイル共有プロトコルのSMB/CIFSの概要について見ていく。 Windowsネットワークにおけるファイル共有プロトコルの歴史 Windows OSにおけるファイル共有プロトコルは、正式には「SMB(Server Message Block)」もしくは「CIFS(Common Internet File System)」という(SMBとCIFSの違いについては後述)。歴史的な経緯によってSMBと呼ばれたり、CIFSと呼ばれたりしているが、現在ではSMBが正式な名称とされている。 SMBは、もともとはLAN ManagerというネットワークOS(OS/2ベースのファイルサーバーOS)などで動作し
LVM(Logical Volume Manager:論理ボリュームマネージャ)は、複数のパーティションを1つのディスクとして利用するためのディスク管理機能だ。Fedoraは標準でLVMをサポートしており、Anacondaによるインストールでは、デフォルトでLVMが設定される。
解説 Windows Vista以降のOSに実装されている「ユーザーアカウント制御(User Account Control。以下UAC)」は、ウイルスや不正な操作、操作ミスなどによって、管理者権限が必要となる操作(システム設定の変更やプログラムのインストールなど)が自動的に実行されてしまうのを防ぐための機能である。 UAC(ユーザーアカウント制御)によって表示されるダイアログ UAC機能が有効な場合、たとえ管理者アカウントでログオン(サインイン)していても、管理者権限を必要とする操作をしようとすると、このように確認を求めるダイアログが表示される。ユーザーが操作を続けるには、表示内容を確認してから明示的に[はい]ボタンを押す必要がある。
送信元からあて先にパケットを送信するとき、最適なルートを経由して転送されるようにすること。ルータやレイヤ3スイッチなどのネットワーク機器で実行される。tracert/tracerouteのコマンドで経路の疎通などを確認できる。 あて先に到達するまで複数の経路がある場合は、最短距離で到達できる経路が登録される。この経路の選択方法は「コストベース」のルーティングと呼び、距離ベクトルアルゴリズム(DVA:Distance Vector Algorithm)またはリンク状態アルゴリズム(LSA:Link State Algorithm)のいずれかの経路決定アルゴリズムによって計算される。 ルーティングテーブルには、直接接続されているルータのIPアドレスとネットワークの情報が格納されている。これらの情報を手動で追加する方法を「スタティックルーティング」、RIPやOSPF、BGPなどのルーティングプロ
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