新型コロナウイルス対策を検討する政府の分科会は、これまでに感染状況について、感染が散発的に起きている段階から、爆発的に拡大している段階まで、4つのステージに分ける考え方を示していて、7日、開かれた会合では、どのステージにあるか、判断するための指標を具体的な数値とともに示しました。 それによりますと、ステージを判断する指標として、 ▽「病床のひっ迫具合」 ▽「療養者数」 ▽「PCR検査の陽性率」 ▽「新規感染者数」 ▽「直近1週間と前の週の感染者数の比較」 ▽「感染経路が不明な人の割合」の6つの項目を挙げています。 現在は、多くの地域で感染が漸増、だんだん増えている「ステージ2」にあるとされていますが、分科会は、感染が急増している「ステージ3」に入ったと判断するための指標の数値を示しています。 具体的に、 ▽「病床のひっ迫具合」は、患者向けの全体の病床数か、重症者用の病床数について最大確保で