年明け恒例のニュースがあります。日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)による「企業IT動向調査」の速報値についての記事もその一つです。 「IT予算は売上高の0.75%、4割強がIT予算を増やす。JUAS『企業IT動向調査2016』の速報値」を公開しました。確定値で内容は変わるのでしょうが、少なくとも現時点では先行きは明るいようです。記事から引用します。 「景況回復の追い風が続いているため、ユーザー企業各社は2016年度もIT投資を積極的に行いそうだ。2016年度のIT予算の対前年比を調査したところ、回答企業の4割強(43.6%、前年調査比1.6ポイント増)は、2015年度よりもIT予算を『増やす』と回答した(図2)。『減らす』と回答した企業の割合は2割弱(18.0%、同0.2ポイント減)だった」 ただ何に投資するのか、という面では考えさせられました。速報値では相も変わらず、業務プロセス