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  • 藤田孝典『ひとりも殺させない』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    藤田孝典『ひとりも殺させない』(堀之内出版)をお送りいただきました。NPO法人ほっとプラスの藤田さんが、困窮する人々の実態を語るとともに、それ以上に今日的にアクチュアルなのは、片山さつき議員を始めとする生活保護バッシングの流れに対して、冷静にしかしきちんと反論し、あるべき姿を提示しているだと言うことでしょう。 生活保護の「不正受給」が批判されるなか、その急先鋒である片山さつき衆議院議員に国会で目の敵にされた、弱冠30 歳のNPO 代表の若者がいる。 貧困の最前線で生活困窮者を支援し、生活保護受給者に住まいを提供してきた彼は、生活保護の実態を熟知している。生活保護の現場で何が起きているのか? 当にそれは「不正」なのか? いま話題の「不正受給」問題で、決して報道されることのない事実とは?そして、当に必要な生活保護制度改革とは何か? というわけで、よくある言い方ですが、今こそ読まれなければ

    藤田孝典『ひとりも殺させない』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2013/03/02
    死んでもらった方が安上がりで国益だ~と思っている人間の方が多そうだけどね…現状では。そういう人間には情緒的に訴えても響かないし、悲惨な現場とて、誰かにやらせりゃ良い~だろうし。
  • 能力不足解雇の真実 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    佐々木亮さんのツイート: https://twitter.com/ssk_ryo/status/303771105078951936 能力不足の場合にいつでも解雇できる制度があれば、使用者的には、そりゃ楽だよなぁ。気にくわないやつを、能力不足として解雇しちゃえばいいんだからね。理由なんて何でも作れるし。 この点はまさにこの通り。だから、このでもこう言っているわけです。 (2) 「能力」の曖昧性 広い意味での「態度」の重要性と対照的であるのが、雇用契約の旨からすればもっとも典型的な雇用終了理由となるはずの「能力」の意外なまでの希薄さである。もちろん、使用者側の主張において労働者の「能力」を主たる雇用終了理由としている事案の数はそれほど少ないわけではないが、詳しくみると抽象的かつ曖昧なものが多く、具体的にどの能力がどのように不足しているかが明示されたケースはあまりない。むしろ、主観的な「態

    能力不足解雇の真実 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2013/02/21
    既に能力評価基準として「コミュ力」が罷り通っているからね。個人の立場を組織的に悪く追い込んで、非コミュの存在は組織に被害を与えるものだ~とかさ。
  • 非正規労働が「問題」化したのは…: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    金子良事さんのツイートですが、若干ずれているような・・・。 http://twitter.com/ryojikaneko/status/302208347501887488 田一成さんの『主婦パート最大の非正規雇用』を読み返しているが、00年代に非正規雇用の問題が最大の主婦パートではなく、若者問題にすり替えられて行ったことへの違和感が語られていて、いろいろと感慨深い。その一翼を間違いなく担ってたのは田由紀さんだと思うのだが。 労働問題の世界にいると、確かにそう感じられるわけですが、それは残念ながら、労働問題の中の人の感覚に過ぎない。 世間一般からすると、非正規労働者が主として主婦パートと学生アルバイトであった時代、私の言う幸福な日的フレクシキュリティでほとんどカバーされていた時代には、非正規労働というのはそもそも「問題」ではなかったのです。 労働問題という狭い世界だけで、あるいは女性

    非正規労働が「問題」化したのは…: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2013/02/16
    パート問題はほとんど、税金の壁問題としてであって、製造業に拡大された非正規労働の問題は、生存権を脅かす問題だからなー。勿論母子家庭等の問題としてパートも無関係では無いが、その頃はまだ公的補助の問題意識
  • 何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    メモ書きとして: ジョブ型社会では、経済成長すると、「ジョブ」が増える。「ジョブ」が増えると、その「ジョブ」につける人が増える。失業者は減る。一方で、景気がいいからといって、「ジョブ」の中身は変わらない。残業や休日出勤じゃなく、どんどん人を増やして対応するんだから、働く側にとってはいいことだけで、悪いことじゃない。 だから、ブログでも百万回繰り返してきたように、欧米では成長は左派、社民派、労働運動の側の旗印。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-5bad.html(「成長」は左派のスローガンなんだが・・・) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-211d.html(「成長」は労組のスローガンなんだし) メンバーシップ型社会では、景気が良くなって

    何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2013/02/12
    左派が求める国民切り捨てでない底上げ「成長」の立場を取りたくない、搾取系の成長論者が左翼を貶めるために「左翼が成長を嫌う」という強弁を繰り返してるだけでしょ。百編言われて「真実」になっちゃってるけど…
  • 世に倦む城繁幸氏の憂鬱 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    そうか、「世に倦む日々」の中の人は実は城繁幸氏だったのか・・・と、思わず思ってしまうこの昭和の香り漂う(笑)見事な台詞。 http://twitter.com/yoniumuhibi/status/295173462341844992 田由紀とかに言いたいが、定時に会社から帰るジョブ型やっていたら、50歳くらいのときにあの番組の唐沢寿明みたいにはなれないんだよ。 http://toyokeizai.net/articles/-/12808?page=4(若者にワークライフバランスなんていらない 城繁幸氏と考える「日に依存しないキャリア」(中)) 城:それはありますね。以前、某キー局のプロデューサーとブラック企業問題について話していたとき、最後に「でも、考えてみればうちもバリバリのブラック企業なんですよね」と言っていた(笑)。 城:確かに僕も今39歳だけど、同じ世代の連中を見ていて、ワー

    世に倦む城繁幸氏の憂鬱 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2013/02/07
    勝てば官軍というか、バトル・ロワイヤルというか、スパルタ式というか…。すっかりそういう国なんですよね。かなり前から日本って。
  • 「ソーシャル」がかけらも出てこない・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    読売から、 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130131-OYT1T00218.htm?from=tw(民主は中道かリベラルか…堂々巡り論争1時間) 民主党執行部がまとめた党綱領の素案に対し、党内から異論が噴出している。 30日に国会内で開かれた党綱領検討委員会(委員長=細野幹事長)の総会も、「保守と言っていい」(細野氏)内容の素案に対し、「中道」「リベラル」などの表現を入れるべきだとの意見が相次ぎ、紛糾した。野党転落後も路線対立は相変わらずで、2月24日の党大会での正式決定に向けての議論は難航しそうだ。 「自民党との対抗軸を打ち出すために『リベラル』という言葉を使うべきだ」「かつての『民主中道』がわかりやすい」 2時間近く続いた30日の総会は、「保守・中道論争」に約1時間が費やされた。一般的ではない「リベラル保守」という表現まで飛び出した

    「ソーシャル」がかけらも出てこない・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2013/01/31
    で、「ソーシャル」はゲームなど民間の専売特許となる日本の捻れ。かつて企業などが社会保障丸抱えしたようなのを、今度は銀行や通信事業等で再び繰り返すのかなー?
  • パブリックなものが提唱されているのに、政府もダメ、労働組合もダメ・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先日御恵投いただいた市野川容孝・宇城輝人編『社会的なもののために』(ナカニシヤ出版)から、今日の日の精神状況をよく示しているな、と思われた対話の一節を: 宇城 日の社会保障の制度設計は基的にドイツ型だったわけでしょう。それを壊してきた過程がこの20年くらいだったわけじゃないですか。これはつまり、ドイツ型からアメリカ型に移行しようとしているとまとめていいのだろうか。 宇野 これはだから、エスピン・アンデルセンなんかの議論と同じで、日はどの類型に入るのかという大論争をやって、結局例外型になってしまう。いつも日は微妙に違うということになってしまうんだよね。 宇城 それは結局、日における中間集団の位置づけの問題ということになるのだろうか。 小田川 『文明としてのイエ社会』とか読むと、日の場合、中心的な役割を果たしてきた中間集団というのは、企業だったわけですよね。 宇野 日は全体的な

    パブリックなものが提唱されているのに、政府もダメ、労働組合もダメ・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2013/01/29
    貴族が武家に統治を任せちゃったり、維新後はヤクザや土建業に丸投げした延長で企業が福祉を担ってたり…。
  • まともな左派の悩み方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    労働弁護士の水口洋介さんが、「夜明け前の独り言」で、 http://analyticalsociaboy.txt-nifty.com/yoakemaeka/2013/01/post-2a4e.html(”アベノミクス”とP・クルーグマン「さっさと不況を終わらせろ」) 安倍晋三総理の経済政策は、デフレ不況脱却のための金融大幅緩和とインフレターゲット2パーセント、そして、国土強靭化と銘打った公共事業の拡大です。これってまさに、ケインズ政策であり、左派の経済政策ですよね。 ・・・アメリカ民主党左派の論客であり、ノーベル賞経済学者のP・クルーグマン氏の政策と安倍晋三総理の経済政策が一緒なんでね。 ・・・失業問題や不景気を克服するには、安倍内閣の経済政策の成功を願いたいところですが、右派政権の下での「憲法改正」と「国防軍」化は願い下げな私としては、悩ましいところです。 と、悩んでいます。 まともな左

    まともな左派の悩み方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2013/01/07
    庶民増税の下準備と参院選までの人気取り政策である事が自明なんで悩む必要はないでしょ。出てくるものが恒久法になるはずもなく、一年そこらの短期政策では、庶民にとって副作用の方が深刻だろう。まともな左派(笑)
  • 資本主義を超える・・・日本型雇用 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    も一つ、 http://twitter.com/yoniumuhibi/status/285228896071323649 資・賃労働の壁を超える、経済社会で生産する主体として、資主義社会の人の生き方の限界を超える形として、日型雇用は悪くないモデルだ。従業員(労働者)が、この会社は自分の会社であり、利益は自分が生み出したものだと考える。だから、住宅費だの教育費だのの手当てという形式に意味がある。 これまた、1970年代末から1990年代初頭まで、日賛美論が咲き誇った頃に何遍も目にした懐かしき論理です。 そして、先に金子良事さんへのリプライで述べたように、日型雇用とは、確かに「資主義社会の人の生き方の限界を超える形として」産み出されたものなんですね。これを単なる封建遺制などと口走る安っぽい人間は、労働問題を語る資格はない。 ただし、その「資主義を超えた」システムが、経営側にとっ

    資本主義を超える・・・日本型雇用 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/12/30
    戦後の左は色々創造性に富んでいたんだよね。左のトップが大成して成金ならぬ右転して今に至るんだが。
  • ジョブカードはすでに復活しているのだが、むしろ頭痛はそれを攻撃して喜ぶ人々の群れ・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121223/stt12122322550011-n1.htm(自民・安倍総裁「ジョブカード復活したい」) 自民党の安倍晋三総裁は23日のフジテレビ番組で、フリーターの正社員登用を促進する「ジョブカード制度」について「あれは非常に良かったので復活していきたい」と述べた。ジョブカードは求職者の職業訓練歴や評価などを記したもので、平成20年から格運用されていたが、民主党政権が22年の事業仕分けで廃止方針を打ち出した。 いえ、有り難いお言葉ですが、ジョブカードはすでに復活しております。 ただ、むしろ頭が痛いのは、この記事に訳も分からず攻撃して喜ぶこういう人々の群れでしょう。 http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/politics/news/121223/stt12

    ジョブカードはすでに復活しているのだが、むしろ頭痛はそれを攻撃して喜ぶ人々の群れ・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/25
    安倍が言ってるのは、全国民的規模で普及させたい~って事でないの?
  • 日本型システムをベースに自己責任をぶちこむとブラックになる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これは、まさになるほど。 http://anond.hatelabo.jp/20121224144304 えーと、俺がUNIQLOを辞めようって思ったのはこれです。個人的にはこれが一番堪えられなかった。 会社の経営方針として「全員経営」ってのがあって、これは柳井の口癖でもあるんですけど、要するに全員が経営者の自覚をもって、もっと利益や売上にコミットしましょうってことなんだけど、それがどう転じてか、「責任は個人がとる。」ってことになって、それがさらにこじれて、「担当者(末端社員)が責任をとる。」ってのがUNIQLOのやり方。 いや、昔ながらの日的経営でも、まさに係員島耕作があたかも社長島耕作になったような気持ちでやれ!というカルチャーであったわけで、まさに「全員が経営者の自覚をもって」「全員経営」が掲げられていたわけですね。 ただし、それは集団主義的カルチャーの中で、責任は個人が取るものじ

    日本型システムをベースに自己責任をぶちこむとブラックになる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/25
    「コミュ力」が縁故肯定・差別容認として機能しているのと同じですね。「自己責任」や「能力主義」が下級武士に詰め腹を切らせるだけで、経営者の無責任容認にしかならないような。
  • 左翼が「成長」なんて主張したことはない だって!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いや、赤木智弘さんのような80年代以降のリベサヨしか目にしていない世代の人がこういうのなら、まだ許せるけど・・・。 http://twitter.com/ikedanob/status/282463759841243136 左翼が「成長」なんて主張したことはない。思い込みで適当なこというな。 RT @hazuma 元々左翼(革新)は科学主義で成長主義だったのにね。。RT @iida_yasuyuki: 左翼がなぜ失敗したのか,左翼政党や左翼思想家が成長政策と安定化政策という論点を捨てた時点で命運は この3法則で有名な池田信夫氏、少なくともご自分のいうところでは、紛争直後の東大で社会科学研究会の部長をやっていたはずなので、そのあまりのあまりぶりに、頭がくらくらします。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-44b0.ht

    左翼が「成長」なんて主張したことはない だって!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/24
    左翼が唱える成長は「(底辺を含めた全体の)成長」であって、嫌左翼の言う成長とは「(底辺を蹴落とす事を含めた相対的な)成長」だからね。大金持ちの数と資産額=成長。左翼がそういう「成長」を唱える筈が無いわな。
  • あなたたちはテクノクラートのふりをして・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    人事院公務員研修所から『初任行政研修実施結果報告書』が送られてきました。 その巻末に、「研修員個人レポート(抜粋)」というのがあって、その中にこんな記述があったので、備忘的に。 まずもっとも印象に残ったのが、1,2班の発表を受けての濱口先生のご指摘である。それは「あなたたちはテクノクラートのふりをして理想の制度設計を語っているが、いくら良い制度設計をしてもそれと、制度を現実に適用・執行していくこととは全くの別問題である」という趣旨のものであった。 私は大学4年生の夏に国家公務員の道を選択した際、現状の制度設計は社会保障、教育、農業、産業といった広範な範囲で非効率的なものであると認識しており、それらを理想的なものに変えていくための力になりたい、という思いが私の決断を後押しした。だが実際に労働政策を研究してこられた濱口先生が上記のように仰ったことは現実を気づかせてくださる貴重な機会であるととも

    あなたたちはテクノクラートのふりをして・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/21
    義務課程の民主主義教育も相当衰退しているんだろうな…。衝撃的って…。小中学生でクラス委員でもやってれば、実感として身に付いていて良さそうなもんなのに…。
  • つか、退潮してんのはリベサヨであって・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    佐々木俊尚さんがこうつぶやいているんですが、 http://twitter.com/sasakitoshinao/status/280528555224469504 ここまでオールド左翼が退潮が数字として明白になると、これまで左翼を多数派として信じて背負ってきた朝日や毎日、東京新聞のようなメディアは、これから何を背負っていけばいいのかという岐路に立たされる。まあ背負うのをやめればいいんだけどね。 いや、ここ十数年、しぶとく生き延びながら退潮してきているのはソーシャルには何の関心もなく、マイノリティの人権とエコでグリーンなロハスが大好きで、国家権力が大嫌いで、既得権叩きに熱中する「リベサヨ」であって、申し訳ないけど「オールド左翼」なんて3,40年以上前に事実上絶滅しているような。 それこそ佐々木さん自身が、こので明らかにしているように。 http://eulabourlaw.cocolog

    つか、退潮してんのはリベサヨであって・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/20
    オールド左翼→悪平等・均質化。リベサヨ→多様性確保の為の反格差。ネトウヨ→国家規模での同質化(庇護の条件化)。保守右翼→格差温存強化・世襲主義。リベウヨ→シバキ主義の弱肉強食 自己責任。革新右翼→歴史修正
  • 「利権にNO!」が「権利にNO!」を産む - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    水谷さんの「シジフォス」ですが、これはやはりちゃんと批判しておいた方がいいと思います。 http://53317837.at.webry.info/201212/article_15.html(古い利権依存システムにもう1回「NO!」を突きつけよう) そういう「利権にNO!」という発想こそが、この20年間にわたって「政治改革」という名の下に、結果的に「権利にNO!」という事態をもたらしてきたそもそもの元凶なのではないのでしょうか。そういう認識が、左派だとかリベラルだとかいわれる方面の方々にあまりにも欠落していることが、今日の救いようのない事態の最大の原因なのではないでしょうか。 誰にとっても、自分の権利は正当な犯すべからざる権利であり、他人の権利はなにやら不当な手段で手に入れた許し難い利権に見えるものでしょう。 人の権利を「利権」という名で糾弾する者が、自らの正しい(はずの)権利を「利権」

    「利権にNO!」が「権利にNO!」を産む - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/12/15
    私が利権と言う時は、高率な中抜きや実務の丸投げ~に対してであるのだが、人によっては、それを事業単位で考えちゃっているんだよな…。私が小泉公共事業削減を批判するのは、事業を削って利権を残してると見える故
  • こういうトンデモサイトが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    厚生労働省のホームページに http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/121213.html インターネット上の「カードローン総合情報サイト」及び同サイト内の「生活保護の需給を考えている方へ 一度しっかりリスクを考えて下さい」というページ等において、厚生労働省のロゴ及びシンボルマークが無断で使用されているというお問合せが寄せられております。 厚生労働省は、このサイトやそれを管理運営する業者とは何ら関係はありません。 とあるので、どんなサイトかと思って覗いてみたら、想定を遥かに超えるトンデモサイトでした。 http://yahoo-japan.info/cardloan/seikatuhogo/ http://megalodon.jp/2012-1213-1238-18/yahoo-japan.info/cardloan/seikatuhogo/(魚拓) 生活保護の需給が出来

    こういうトンデモサイトが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/12/14
    はあ。あれは、やっぱりそういうものなのね。受ければ出れない生活保護~の「常識」をかき集めたようなマトメを、借りたら抜けれないローン地獄の入り口にしようとは…。
  • 「権利行使には義務が伴う」ってのは社会党の主張だったんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なにやら憲法の権利と義務が話題になっているらしいのですが、その配置状況が何とも奇怪至極に見えるのは、私の脳味噌の中身が半世紀以上昔の仕込みだからなんでしょうか・・・。 http://twitter.com/katayama_s/status/276893074691604481 国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました! 権利行使には義務が伴うべし、というのは、終戦直後に、現日国憲法が国会で審議されたときに、野党の社会党の議員によって強く主張されたことなんですが。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_90fd.h

    「権利行使には義務が伴う」ってのは社会党の主張だったんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/12/10
    義務教育の「義務」の様な意味の二面性を感じるな。教育環境を提供する義務。加えて、ニートが実質上流階級にしか有り得ない前提でもあるようだ。反対の子爵にも温室育ちの孫子に報復的底辺労働を科される的な危惧が
  • 組と組合はどう違う? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日の http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-e847.html(『二宮誠オーラルヒストリー』) に、 これは当に褒め言葉としていうのだが、かつての労働組合の闘争はヤクザ映画と同じように描き得るほどのドラマに満ちている というぶこめがつきましたが、いやまさしくそうです。どこか映画化しようという人いないかな。 とまでいえば、一つくらいエピソードを見せないとね。 ・・・朝5時頃に戸をどんどん叩くんですね。・・・戸を開けて「何があったの」と聞くと、「会社に行ったら会社がもぬけの殻なんです」・・・「社長の家も、もぬけの殻なんですよ」 ・・・「とりあえず、金目のものはみんな運べ」・・・大野繊労の委員長に「会社に黙って4トントラックを持ち出してくれ」と頼み、それに持ち出せる全ての金目のものを積み込んで、廃校になった大野郡和泉村の

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    myogab 2012/11/30
    法治と言っても無い袖振れぬ、結局の所、世は早い者勝ちの奪い合い。
  • 「労働の本質」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、勤労感謝の日ということで、脱社畜ブログさんが http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/11/23/231628(今日は勤労感謝の日なので、「労働」の質について考えてみた) を書かれていて、その中で、 僕が考える労働の質はものすごくシンプルだ。それは「自己実現」でも「成長」でも「社会貢献」でもなく、単純に「働いた分のお金をもらう」ことだと思っている。「労務を提供して、それに見合った対価をもらう」という行為が労働の質であり、絶対に欠けてはならないコアはこれである。他は枝葉であり、あってもなくてもいいと思っている。 ・・・ このように、現在の日社会では「労務を提供してそれに見合った金をもらう」といった来あたりまえであるはずのことが、平然と蔑ろにされている。これは、労働の質が、「働いた分のお金をもらう」ことではなく、来副産物

    「労働の本質」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/11/25
    右でも左でも良いから、前に進みたい!!と思うんだが、提供される選択肢は、右後ろor左後ろだけ~という絶望。あ、最近は「真後ろ」という選択肢が追加されたね。
  • つか、それこそが金融左翼なんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんが、もと朝日記者の記事に対して。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__121124.html(欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑)) と述べています。「金融右翼」ってのは元記事の山田厚史氏の表現ですが、いや、それは「金融右翼」じゃなくて「金融左翼」でしょ、20世紀以来の常識で言って。 それは、ブログでも相当以前から繰り返しているんですが、松尾さんのお友達と覚しき方面からは罵詈讒謗しか聞こえてこないのが悲しいところです。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-4a3a.html(欧州労連曰く:日型デフレに陥るな) デフレとの戦いに勝つ金融政策を、インフレ率がゼロに達する前に利率を徹底して下げろ、 賃金の下方への柔軟性を避けろ、さもないとデフレが昂進するぞ、 不安定雇用

    つか、それこそが金融左翼なんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/11/25
    色々言葉が捻れてる…。引用の「金融右翼」は朝日の記事への皮肉であって、当人そうは考えてないんだろうけど、リフレ粉を掛けただけの者の腹の内は現に右翼なんだろうし…。減税って言葉もどの層に向けるかで意味が