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ブックマーク / sakuraya.or.tp (78)

  • 公共図書館が国会図書館に滅ぼされる日 - Tohru’s diary

    最近の日記 2010/12/30 New! 「指定管理者制度と公共図書館への導入について」レジュメについて 2009/10/12 公共図書館国会図書館に滅ぼされる日 2009/09/26 レファレンスは誰がどう対応するべきか、という問いなのでは? 2009/09/13 1円落札して出品者が送料間違いしただけで、引け目を感じなくてもよいんだけど 2009/09/03 後輩の単純ミスはどー対処すべきか 2009/08/29 パンクと選挙騒動 2009/08/05 14才のさば読みは無理があった 2009/07/31 不況による図書館利用増、資料費減の対応方法を考えたい…が時間がない 2009/07/07 ここにおける自分のスタンスについて 新しい日記 以前の日記 最近のトラックバック [図書館][戯言] 逆に考えるんだ。「自習者は図書館資料を使って

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/10/13
    「この辺りのごたつきで、本当は近々は実現しないと踏んでいるのですがね、個人的には」まだ公共図書館がつぶされるのには早いな……選書や見せ方の部分を上手くできれば?
  • Tohru’s diary - レファレンスは誰がどう対応するべきか、という問いなのでは?

    最近の日記 2010/12/30 New! 「指定管理者制度と公共図書館への導入について」レジュメについて 2009/09/26 New! レファレンスは誰がどう対応するべきか、という問いなのでは? 2009/09/13 1円落札して出品者が送料間違いしただけで、引け目を感じなくてもよいんだけど 2009/09/03 後輩の単純ミスはどー対処すべきか 2009/08/29 パンクと選挙騒動 2009/08/05 14才のさば読みは無理があった 2009/07/31 不況による図書館利用増、資料費減の対応方法を考えたい…が時間がない 2009/07/07 ここにおける自分のスタンスについて 2009/07/06 特に新聞記者は出典に当たらなあかん職業だと思うのだが… 新しい日記 以前の日記 最近のトラックバック [図書館][戯言] 逆に考えるんだ。

  • Tohru’s diary

    ここにおける自分のスタンスについて New! 私は元図書館員であり、現在も行政側の人間である。  従って、公共図書館を論ずる際には、(「あえて」も含んで)相当にリアリスティックに話をする。特に昨今の地方財政の逼迫は肌で毎日感じているだけあって、予算、設備、人員の裏付けや現状を相当程度無視した議論というものに接すると、実は個人的には相当鼻白んでしまう。  当然これは個人的な立場という話であって、他の理想論に徒に冷や水を掛けて面白がる趣味もないし(反対に自分の現実論に対してただただ高圧的に水を掛けられるのもできれば止めてもらいたいとは思うが、それは相手のある話なので個人的感想に止めておく)、でも自分がいつも見落とす高所からの諸意見は時に感心させられる。だから、こうして細々とブログにいたずら書きをしている。  異見を交え議論が活性化し、時に双方が及ばなかった域に達することがあればいいと思い、私

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/07/08
    むしろそういうところがTohruさんのいいところだなあ。
  • Tohru’s diary

    公共図書館の自習禁止は絶対条件ではないが、不合理な事でもない 某所で、図書館業界人が公共図書館での自習禁止に対して、感情的に擁護しているような話がありましたが…  私はユーザーとして、地元の県立図書館(一応、自習禁止)で自習者に対して時に憎しみを持ちます。試験期間の土日や長期休暇後半に、どうしても県立でないとという調べ物で来館する時です。基、でかい、重い禁貸資料を閲覧・コピーで利用するのですが、どこをコピーするかを調べるために数分を広げたい…が、自習者で満席なのです。腹立ちますよね、当然。自分はここでしか利用できない資料を数冊、ちょっと広げて読みたいという正当なる図書館ユーザなのに、なぜ図書館でなくてもよい自習者により窮屈な思いをせなあかんのか、と。  ということで、私は別に元業界人としてのみで禁止を擁護していません。(一応、元職員としては、特に高校生の自習者が色々問題をおこすことが

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/07/02
    「図書館は地域性を十分勘案し、図書館の本来ユーザを圧迫するか否かを各館、判断しておくれ、と」同意。というか図書館以外に行き場を作れないのかなあ
  • 品切重版未定のおすすめ資料 Tohru’s diary

    先日、『ダ・ヴィンチ』を読んでいたら、役所広司のお勧めが品切重版未定ので、普通の商業誌なら別のにしてくれと言うところでしょうが、雑誌の方針か役所広司に物言えずかは分かりませんが、ともかく普通に書店では新刊が買えないであろうものが載っていたのです。 『ダ・ヴィンチ』に限らず、多少そういう場面で出くわすのですが、その度に図書館が書店購入不可フェアを展開すればいいのに、といつも思うのですが、残念ながら一般の市町村立図書館では品切や絶版の資料所蔵状況が芳しくないかもね。そもそも芳しくない図書館はそんな発想は出ないか…公共図書館って何なのかが分からん図書館ですからね。

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/05/21
    「図書館が書店購入不可フェアを展開すればいいのに」いいねえ。
  • 県立図書館は「中間自治体」立であるので | Tohru’s diary

    県立図書館は「中間自治体」立であるので 年度の変わり目で少々更新間隔が空いてしまったので、生存確認のためにメモ的エントリ。一応、専門(?)の県立図書館ネタということですが、資料調査も時間的に厳しいので、とりあえずの感覚メモですが…  最近の県立図書館はどこも運営的に厳しいようですが、ここに至るパターンとしては、大きく「1 バブル(ITバブル含む)期建替型」と「2 バブル期非建替型」に分けられるのかなぁ、と考えています。 1の場合、  バブル期の建替に際し、旧来の県立機能の放棄、直接貸出の重視、ホール・会議室など施設としての多角化に向けた建物設計と予算・人事配置  ↓  オープンからしばらくは来館者・貸出冊数増で好評を得るものの、経年による飽きと資料費等の圧縮で徐々に先細り  ↓  県が財政難に直面、無料貸屋に多額の運営費を費やす(と当局に認識されている)図書館に対し、指定管理者制度を含

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/04/20
    「県は国と市町村の中間自治体であるという立ち位置を、県立図書館としても意識することが、昨今の財政難によって不可欠になっている」
  • Tohru’s diary - 「公共図書館のボランティア的運営は…」のコメント

    「公共図書館のボランティア的運営は…」のコメント New! 「公共図書館のボランティア的運営は…」にいただいたコメントに対してのエントリ。直接的な返事とはならないかもしれませんが…  アメリカをはじめ海外の公共図書館において、企業・個人寄付や住民主体のボランティア的運営で成功している例があるとして、それはその国において当に一般的な事例なのか、そして一見成功していると見えるものに問題点はないのか、という疑問があります。私も海外事例についてそれほど多くの文献に当たった訳ではありませんが、いくつか読んだときに一部の事例をオーソライズして礼賛的に書き過ぎているのではないか、アメリカはここまでしているのに日ではどうだという比較を主眼とするあまり、単なる差異でスルーすべき点まで対極にある部分を殊更に誇張しているのではないか、という印象を受けた事があります。反対に、日の公共図書館の先進的事例とし

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/19
    「税金を納めてなお寄付をすることが当然となる社会でなくても、公が適正な課税をして適正に配分してもらった方が、個人や企業にかかる金銭的・精神的・労働的負担は遙かに軽減される」モデルの違いか。
  • Tohru’s diary - 公共図書館のボランティア的運営は…

    公共図書館のボランティア的運営は… 自身が公務員であるからこその保守的な考え方かもしれない、と自分でも思う所はありますが…  指定管理者制度により、住民によるNPOなどの団体が指定管理者として公共図書館を運営することは可能ですし、実際にそういうケースがいくつも出てきています。  もちろん、住民自治という考え方で公共図書館が住民の手で運営されることは好ましいのですが、現実には元館長や職員などが中心となってボランティア的に指定管理者になることで、自治体の財政難を押し付けられているという構図であるケースが多いのではないでしょうか。  今は、定年orその直前の世代の経験知を自治体が安く買うことが可能ですが、将来のことを考えるとこれは考えなしで非常に危険な状態なのではないでしょうか。  もちろん、図書館におけるボランティア的活動や住民参加を否定するものではありません。しかし、公共図書館の責務と役割

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/18
    「少なくとも今の日本では、住民のみで運営の公共図書館では出発点から無理、あるいは出発してもどこかでその輪が途切れる可能性が高いような気がします」継続性という側面から。
  • Tohru’s diary

    公共図書館は敷居の低い行政サービスポイントというアドバンテージを自ら捨てている それは公共図書館の役割ではない、という論で、貸出に繋がらないサービスを否定するという流れが、図書館界にはあるようですが、公共図書館は実に敷居の低い行政サービスポイントだという意識が、自らに全くないというのは、非常にもったいないと思います。  市役所や県庁って何となく近寄り難くないですか?市役所の市民課など入口近くに窓口がある部署はそれほどでもないかもしれませんが、例えば土木課とか財政課に行くのって明確な目的があっても、少し身構えてしまいませんか?まして県庁なんて基窓口なんてないし、職員も市役所以上に不愛想、部屋に入って職員に声をかけるのって勇気要りません?何せ県職員13年やっている私ですら、他課へ行って知らない職員と話するのは少し憂なぐらいですから(笑)。その点、公共図書館へ行くってのは、非常に気軽なもん

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/11
    「どうして、図書館サービスは全て図書館内で完結させなければならないという制約を勝手に付けて、そういうサービスを完全に否定してしまうのか」
  • Tohru’s diary - 指定管理者制度で公共図書館が生き残る可能性はあるが…

    指定管理者制度で公共図書館が生き残る可能性はあるが… New! 前回の続きといいますか…  公共図書館における指定管理者制度の現状から、最終形へのカウントダウンが始まっているという少々極論的な感じで前回書きましたが、あの内容については実は半分気で、半分まだ何とかならないものかと考えているのです。  完全に指定管理者という立場で公共図書館の運営に乗り出したTRCについて少々考えていることがあります。司書の資質向上も目指すという図書館振興財団の設立は気にならないではないですが、漏れ聞こえるところではTRCの指定管理は「普通の公共図書館」レベルだと思われます。この「普通」というのが何に対してなのかは難しいのですが、対予算と言っても、対公共図書館のあるべき姿と言ってもいいのかもしれません。つまり、「普通レベルに達していなかった公共図書館」を予算を削減しつつ「普通の公共図書館」にした功績で、次々

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/09
    「積極的に日本の公共図書館を「普通レベル」にしてくれているのですから」「中央のレファレンスセンターで調べ回答するシステム」これはこれでいい方向かな,という気もする。「味のある図書館」うむ。。
  • Tohru’s diary

    指定管理者制度導入は民営化にあらず、しかして公共図書館での実態は… New! 「指定管理者制度導入≠民営化」は、「指定管理者制度と公共図書館への導入について」のレジュメでも、拙ブログのエントリでも、今まで強調して書いております。  が、こと公共図書館においては、実例が重なれば重なるほど、「指定管理者制度導入=民営化」という認識が浸透し(しかも導入賛成派も反対派もほぼ同じような認識というのが何とも不思議な構図なのだが…)、更に悪いことに実態がその通りである例が多いようです。  来、指定管理者制度というのは、公の施設の運営管理を指定管理者に丸投げする制度ではありません。地方公共団体は、自らの施設としてその機能を発揮するために運営の枠組みや方向性を決定し、その実現のために指定管理者に指定管理料を支払って運営をしてもらう、指定管理者はその指定管理料(+入場料や施設使用料など)を元に地方自治体が

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/03
    「「指定管理者制度導入=民営化」という認識が浸透し…更に悪いことに実態がその通りである例が多い」「ビジョンを持っている施設なんてどれだけ」「維持できなくなった後に直営で存続するというのは」
  • Tohru’s diary

    図書館において最も効率の悪い部門は? New! ・毎日新聞 「都立中央図書館 新装開館に未来の姿を探る」 (2008.1.8)  図書館において最も効率の悪い(費用対効果的に)部門はどこでしょうか?…そりゃ吹きだまり人事の館長と総務…えふん、えふん、そういう悲しい実態は置いといてです。  司書自身が最も重要と考えているであろうカウンター業務、それもレファレンスカウンター業務ではないでしょうか。まぁ、貸出返却の単純作業を正職員がしがみついているケースはもはや想定しませんので、貸出カウンターは低コスト高利用であることを前提としますが。  レファレンスサービスの利用が低調であるという問題もあり、また各館によって実情はそれぞれとは思いますが(貸出とレファレンスでカウンター要員を分けられるのは一部の大規模館だけでしょうし)、一般論として正職員がカウンターに常時張り付く事自体、高コストであることはも

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/01/21
    「時々要請に応じて表に出てくる」難点は,初動でちゃんと訊けないとレファレンスの効率が落ちる点かな。自分はカウンターでも普通に仕事してる。個人用よりカウンターのPCのが高性能だからだが;
  • Tohru’s diary

    公共図書館サービスを来館者アンケートで計る危うさ New! ・大分合同新聞 「評価まずまず  県立図書館の満足度調査」(2009.1.16)  もちろん、サービス改善に利用者アンケートを実施することを否定する訳ではありませんが、それのみを頼りにするのは(どの公共施設でもそうですが)非常に危険で、かつよく陥っている状態ではないでしょか。  先日、薬袋先生から「図書館の入口には、飲店のようにメニューを用意しないと」という話を聞きましたが(この図書館ではこういうサービスをしています、が入口で分かるようにしなさいという主旨)、公共図書館の現状を考えると、個人の来館者にのみアンケート調査するということは、「メニューはないけど客は口コミで牛丼屋らしいと認識している店で、何をべたいですか?どうしてほしいですか?といきなり聞く」ようなもの(もちろん「牛丼」=「貸出」。例えが下手すぎ?)。牛丼をべに

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    myrmecoleon 2009/01/19
    「飲食店のようにメニューを用意しないと」「せめてメニューを提示してから、アンケートはするべき」
  • 雇用対策で図書館業務を宛てがう理由は? Tohru’s diary

    雇用対策で図書館業務を宛てがう理由は? New! 非常にセンシティブな話題になるので、エントリにしようか、しまいか非常に迷ったのですが、派遣等の非正規労働者や障碍者に対する差別意識や差別する意図は全くないことを最初に宣言して、書かせていただきます。  特に最近は「派遣切り」対策として自治体が臨時職員として雇用するという事例が多くなっているようですが、気になっているのは、その業務内容として図書館での資料整理等が多くの自治体に共通していることです。以前から、障碍者雇用として自治体が採用する職員に、そういう図書館での業務を想定している事例が多いという印象を持っていたこともあり、今回新聞記事で見かける度に注目してしまいます。  重ねて誤解のないように書いておきますが、そういう人たちの雇用の場に図書館を選ぶなと言いたいのではありません。確かに図書館業務は、役所の他のセクションと比較して、専門性や必

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/12/25
    逆に好機と読んで拡大的なサービスとかができるといいんだけどね。人手が増えれば夢いっぱい。今回のリストラ組には有能な人も混じってるだろうし
  • Tohru’s diary - M教授の講義&お食事会

    M教授の講義&お事会 結局、正式行事ではなく勉強会ならというご意向があって、外部の私もM教授の講義に潜り込むことができました。  他の人が、これからの図書館像と先進事例の紹介に耳を傾けている中、「日野市立の1階には広辞苑もない、電話で確かめました」話で一人吹き出しそうになったり、「何十年も前に貸出カウンターの横にレファレンスカウンターをと言ったら袋にされたけど、委託だ指定管理者だとなった今になって、当時の反対者が実践しだした」話は、センセの歴史はは貸出至上主義との戦いの歴史なのね、と思ったりとか。関心所が普通ではない自分にちょっと自己嫌悪、でした。  その後、この図書館や県の現状やらと、お渡しした改革案作りの経緯等々、二人でお話させていただく機会もあり、その後のお事会にも参加させてもらいました。  個人的には某指定管理者のビジネスモデルについて聞いてみたり。「指定管理料と体制を考える

  • Tohru’s diary M教授にダメ出されたって?

    M教授にダメ出されたって? 学会前だというのにT大のM教授がお会いしてくださって、図書館員がまとめた館の目指すもの的な文書を見て下さったとのこと。  …私も今日その文書を見ましたけど、ま、そりゃこれではダメ出されますわなぁ。新鮮味なし、指定管理やだやだ、具体性に欠ける、では。  ということで、出張帰りながら私もダメを出してきた。  方向は間違ってないんだけどさ、枝葉を切るのではなく既存の図書館機能の取捨選択をしなさいよ。ほら日頃から若手が思ってる不満をばんばんぶつけてさ。来館者を取捨選別して減らすこと考えなよ、貸出業務に忙殺されてるなんて愚の骨頂だって。予算と人員削減効果を目に見える形で書いて。数値目標だって自分達でサービスの質にウエイト付けた独自指標で出しなよ。一般受けにもっと「役に立つ」を前面に出さないと。現状を否定することから始め、捨てるものは捨てる、特化するものは特化する、そして

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/11/13
    「枝葉を切るのではなく既存の図書館機能の取捨選択」「自分達でサービスの質にウエイト付けた独自指標」「これだけの予算効果があって、こういう成果を目指す、というストーリー」
  • Tohru’s diary

    緊張の図書館&指定管理話 前回懸念していたお話を先日してまいりました。  相当マイルドにしたのですが、それでも現役公務員の立場ながら赤裸々に云々、などと言われ非常に困る。全然赤裸々じゃありませんでしたけどね。時間が無くて一気に説明したので、一般の方には申し訳ないなぁ、とは思いましたが。  元司書さんには、昔は図書館にたくさん人が来るなんて想像もできなくて、時代が変わったなぁと思っていたところに、更に図書館はこのままではいけないという時代になってしまったのね、的な話を振られ、思わず公共図書館史の生き証人ですね、と言いたくなった。そうなんですよね…  市立の人達からは県立としての役割を明確にしろと突き上げられていたが、これ見直しの最重要ポイントだよ。直接の利用者に傾倒してきた姿勢を快く思わない市立が少なからず存在したことに、感謝しなければいけないぞよ。私は今のまま変わらないのなら、TRCに渡

  • Tohru’s diary

    BL問題に対する堺市の方針 前回の続き。  リンクしませんけど、この問題は堺市がBLの収集中止と閉架移動、18歳未満貸出禁止(閲覧もか?)の方針を打ち出し、さらに騒ぎが大きく。  個人的には、こういう小手先で一部からの批判をかわそうという小賢しい市の方向は大変気に入らないのですが、まぁ一部でなく「多数の」市民がそう望むのならそうすることもありだろう。市民の図書館なのですからね。  それよりも、この方針が市長(市長部局)判断か、教育委員会判断か、図書館判断か、で言いたいことは変わるのだが、こんなに簡単に市が一部市民に日和る様は、見ていて腹立たしいことこの上ない。図書館は、こんなに簡単に収集停止・利用制限する程度の理由でBLを大量に購入していたのか、と。要望があったからというが、要求論による資料収集をしてきたのであれば、リクエストは絶対なんじゃなかったんですかい?  今の段階で必要なことは、

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/11/07
    「こんなに簡単に市が一部市民に日和る様は、見ていて腹立たしいことこの上ない」「要求論におけるリクエストってこんなに簡単に覆ってしまう位置付けなのか?」
  • Tohru’s diary

    BL問題から見る公共図書館への認識 New! 堺市立図書館のこの件について。  これに潜んでる問題は、次の公共図書館に対する社会からの認識にあるのだと思う。 1 公共図書館は良書のみを提供しなければならない 2 公共図書館は収集した資料を即時にかつ積極的に提供(=貸出)しなければならない  1は、よくある資料の価値論・要求論論争だと、一見価値論による認識だと思われるが、ここでいう良書と、図書館的価値ある資料とはかなり異なるので、実はこれは価値論とは関係がない。良書は社会的良書であって、その定義は「社会的悪書じゃない」、つまりエログロ、過激、とんでも、極左右etcではない、といったところだろうか。  2は、要するに図書館資料ってのは消耗品として、短期間フローさせた後に廃棄しておしまい、という認識によるもの。つまりのところ、ストックを前提としてない、すぐに貸し出されない資料は無駄資料、ってい

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/11/04
    「公共図書館が選書をする理由は「全て買う予算がない」からであって、良書を選ぶのが目的ではないのだから」
  • Tohru’s diary

    教育委員会の中立性と公共図書館 朝日新聞 「「橋下知事は教育介入を」 府内市長から共感、賛同」(2008.9.17)  「地方分権すればするほど、教育委員会の中立性は薄まるべきだと考えている」…地方分権と教育委員会の中立性は制度上無関係なはずだが、なるほど教育委員会制度そのもののあり方まで地方に委任すれば、このような首長の下では間違いなく教育は「中立」ではなくなろう。  今更、戦時の反省から教育委員会の中立性を論じても実論にはならないだろうが、現状の教育委員会制度による教育の中立性は、民主的社会における教育には中立を軸とした「多様性の創造と許容」が不可欠だからその存在意義がある、と私は解釈している。つまり、教育=将来の社会が二元論に基づき1つの方向にしか向かない状態、これが最も危険だからこそ、その中立性が担保されているのだと思う。  選挙による多数決で1人が選ばれる首長の手に教育を渡すと