14日の夜明け前、金星の前を月が横切り、金星を隠す「金星食」が起こります。 ほぼ全国(石垣島など一部地域を除く)で、潜入から出現までを暗い空で観察できます。 午前1時から2時頃、 東の空には明るく輝く「明けの明星(金星マイナス4.3等級)」と細い月が現れます。 午前2時40分を過ぎると、金星が月に隠されはじめます。 午前3時30分頃になると、月の後ろから金星が出てくるというわけです。 ※地域別の詳しい時間は下記参照 潜入時刻(金星が月に隠される時刻) 札幌2時47分、東京2時44分、福岡2時41分 出現時刻(金星が月の後ろから出てくる時刻) 札幌3時50分、東京3時29分、福岡3時27分 好条件で観察できるのは 前回は1989年12月2日の夕方でしたので、実に23年ぶり。 次回は2063年5月31日で、およそ51年後。 これは、見逃せませんね。 ピークを過ぎた