普天間飛行場移設問題 「県外移転で気持ち一つに」 05年当時岡田外相、あの言葉は今いずこ2009年11月20日 民主党代表として県民大会に出席し、普天間飛行場の県外移転を呼び掛けた岡田氏(左から4人目)=2005年5月15日、宜野湾海浜公園野外ステージ 米軍普天間飛行場の移設先をめぐり、猫の目のように発言をころころ変える岡田克也外相。19日には「論理的にあらゆる可能性がある」と述べ、県外移転の具体的な検証のないまま、外相就任後わずか2カ月余で名護市辺野古沖への現行案による決着の可能性にも言及した。2005年には、普天間基地撤去を求める県民大会の壇上に立ち「県外移転実現」を声高く叫んでいた岡田氏。あの時の発言は何だったのか。名護市の関係者らは「これでは詐欺と同じだ」と不信感を募らせている。 05年5月15日に宜野湾市内で開かれた「普天間基地撤去、基地の県内移設に反対する県民大会」。約75