森本敏防衛相は25日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に関し「考えたようにならず心残りだ」と述べ、任期中に具体的な成果を挙げられなかったと残念がった。 移設が進まなかった理由について「米軍新型輸送機オスプレイの普天間配備に労力を傾注したためだ」と指摘。移設先に関し「ほかに許容できる地域がない。軍事的には沖縄でなくてもいいが、政治的には沖縄が最適だ」と述べ、現行の辺野古案が望ましいとの考えを重ねて強調した。
選挙という祭りが終わった。さまざまなドラマがあった。時系列に簡単に振り返ってみよう。 10月16日。民主党が自民党に「年内解散の検討を進めている」と伝えたと報道される。ちなみにこの日、沖縄では未明に飲酒の上、帰宅途中の20代女性に突然襲いかかって暴行したとして米海軍の23歳の兵士2人が県警に逮捕される。 10月19日。民主、自民、公明の3党党首会談が決裂。この日、在日米軍が全兵士を対象とした午後11時から午前5時までの夜間外出禁止令を発令。 11月2日。全国知事会で地方交付税の支給が遅れることに不満が噴出。米軍嘉手納基地の24歳の兵士が深夜に読谷村のアパートの一室に侵入し、部屋にいた男子中学生を殴り、テレビを壊して逮捕される。 11月16日。衆議院解散。沖縄県議会が米兵事件への抗議決議を全会一致で可決。 11月18日。維新の会と太陽の党の合流について、みんなの党が「合流ありきではない」とコ
パレードがゆく。人々の波は絶えずして。 今年は年末年始の県庁からはじまり、いろんなことがあった。 ほんとうにいろんなことがあったが、締めくくりに、パレードがあった。 ■ 年末年始の県庁行動は、平和運動センターや既存の運動体ではなく、市民有志によって主体的になされた行動であった。もちろん、その市民有志には労組の方や運動体の方などもいた。しかしみんな組織の肩書きではなく、市民として参加していたはずだ。高江や辺野古でずっと行なわれていた/行なわれていることが、くっきりと姿を現した。 メディアは「○○の会」や「○○会議」などわかりやすく報道するため、人々をグループ化する。人々もそのように集団を形成し代表を置き振る舞う。しかし、年末年始の県庁の動きは違った。しなやかでしたたかななにかが蠢きはじめていた。 私は「合意しないプロジェクト」が大好きなのだが、状況に見合った新しい抵抗の創造と連帯が私たちには
「未来の党」の共同代表に阿部知子氏がなりました。嘉田由紀子氏が滋賀県議会から強烈な批判を浴びていたのは周知のことですから、予想されたことですが、最悪の人選だと私は思います。 たぶん小沢氏の影響力排除なのかもしれませんが、よりにもよって阿部氏とは(絶句)。阿部氏は社民党政審会長というナンバー2の地位にいて、福島党首との折り合いの悪さから脱党した人です。 ただし、これで阿部氏の政治理念に変化があった訳ではなく、反自衛隊、反基地、外国人参政権法賛成、安保反対、護憲、反自民などの政治姿勢はキープし続けるつもりだと思います。 私はこのような政治イデオロギーが、脱原発運動に大量に流入していることにかねてから危惧を持っていました。 脱原発官邸前デモで「オスプレイ配備反対」などのプラカードを見ると、原発とオスプレイがどういう関係あるのかと首をひねったものです。 私はかねてから、日本の脱原発運動になくて、ド
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