米Microsoftは米国時間2011年9月27日、ボットネット「Kelihos」を活動停止に追い込んだと発表した。過去に大規模ボットネット「Rustock」や「Waledac」を封鎖したと同様の法的措置と技術的措置を講じたという。 KelihosはWaledacとの関連が疑われることから「Waledac 2.0」とも呼ばれている。Rustockに比べれば規模は小さいが、今回の大きな成果としてMicrosoftは、初めてボットネットに関わった被告を民事訴訟で名指ししたことを挙げた。 Microsoftによると、チェコ在住のDominique Alexander Piatti氏とその運営会社dotFREE Group SROは、「cz.cc」ドメインを取得しし、「lewgdooi.cz.cc」など複数のサブドメインを登録してボットネットの運用に利用した。これには氏名不詳の複数の人物も荷担して
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