人間のユーザーには簡単に解けるCAPTCHAを配信する一方で、自動化されたソフトウェアには解読困難なCAPTCHAを配信して、アクセスを食い止める。 米Googleは10月25日、Webサイトなどの不正利用を防ぐための変形文字「CAPTCHA」を改良し、正規のユーザーが簡単に判別できるようにしたと発表した。 CAPTCHAはWebサイトにアクセスしているユーザーが人間なのか自動化されたソフトウェアなのかを識別する目的で、多くのWebサイトでユーザー登録の際などに使われている。しかしGoogleによれば、ここ数年の人工知能の発達によって、変形文字を識別する人間とマシンの能力の差は縮まりつつあった。 そうした状況に対処するためGoogleのreCAPTCHAチームが開発した新しいシステムでは、「高度なリスク分析技術」を使って、ユーザーがCAPTCHAに取り組んでいる最中だけでなく、その前後の動
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