先に【視聴音楽入手 借りるか買うか】で視聴音楽ソースの入手手段として、CDレンタル店舗が意外に使われている話をお伝えした。それに絡み、以前【CDレンタル店舗減少の理由を仕切り直してみる】で2008年度分の実情を元に、CDレンタル店の現況をグラフ化・分析したことを思い出した。今回はせっかくだからということで、そのデータの更新を行うことにする。
[電通(4324)]は2012年2月23日、日本の広告費に関する調査報告書を発表した。それによると、電通推定による2011年の日本の総広告費は前年比2.3%減の5兆7096億円であることが明らかにされた。景気低迷による企業の予算縮小や円高、東日本大地震・震災をはじめとした各種災害の影響を受けて広告の出稿も減少。結果として広告費全体額も減ってしまった。今報告書では広告業界に関する多種多様なレポート・データもあわせて掲載されており、業界の動向を知るのにはよい資料といえる。今回は昨年の同趣旨の記事のスタイルを踏襲する形で、1985年以降の主要メディア毎の広告費の移り変わりについて、グラフ化してみることにする(【発表リリース、PDF】)。 計測基準の変更により、2004年と2005年との間では厳密には連続性は無い(正確には雑誌、インターネット広告、SP広告/プロモーションメディア広告の3項目)。特
在京主要テレビ局(キー局)で上場をしている5局の2010年3月期(2009年4月-2010年3月)に関する各種財務データをグラフ化して色々と考える企画記事パート3。ここではここ数年の間、テレビ局の業績を語る際には必ず登場した「タイム広告」と「スポット広告」の5局それぞれについて、各局の動向を探ることにする。 「タイム広告」と「スポット広告」については詳しくは【2010年3月期におけるキー局銘柄の第1四半期決算…(1)「キー局」と「スポット広告」「タイム広告」】で解説しているので、そちらを参照してほしい。要は「タイム広告……番組提供」「スポット広告……番組と番組の間の埋め草広告」とイメージすればあながち間違いではない。テレビ番組の最初と最後に「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」との説明と共に表示される企業は、すべてその番組のタイム広告を出している。 昨年前半までは各企業の広告
在京主要テレビ局(キー局)で上場をしている5局の2010年3月期(2009年4月-2010年3月)に関する各種財務データをグラフ化して色々と考えてみる企画記事パート2。ここでは5局それぞれについてセグメント(事業区分)毎に営業損益のグラフを作り、そこから色々とチェックを入れることにする。
今記事のデータ取得や項目選択のあらましは記事一覧【4大既存メディア広告とインターネット広告の推移(経済産業省発表・特定サービス産業動態統計調査から)】で解説しているので、そちらで確認してほしい。今記事はその2010年7月分データ(公開は同年9月)の速報値を反映させたもの。 比較しやすいように先月発表データと並列して図にしてみたが、先月同様に一部部門で状況の改善が見受けられる。特に「テレビ」は確定値で確認する限り、今年の4月以降順調に伸び続けているのが見て取れる。ただしこれは先月の事情同様、今月の伸びも「昨年の同月における」前年同月比がマイナス12.3%と(テレビ部門にしては)かなり大きな下げ幅だった反動によるところが少なくない。「ラジオ」は今回かろうじてプラスに転じたが、これもテレビと同じ理由によるところが大きい(昨年同月はマイナス18.3%)。一方で「雑誌」の下げは継続しており、昨年同月
新ビジネスの立ち上げと運営の難しさを表現する言い回しとして「せんみつ(千・三つ)」というのがある。これは1000のアイディア・ベンチャービジネスがある場合、成功するのはそのうち3つに過ぎないというものだ(※本来は別の用途で使われている言葉である)。実際には条件によってその確率は上下することになるが、言葉通りなら成功率はわずか0.3%という計算になる。新ビジネスの立ち上げの難しさは世界共通のようで、【HowStuffWorks】では「創業時に発生しうる10の問題点(10 Common Problems for New Businesses)」という題名で、ベンチャービジネスなど新しい事業において失敗しやすいポイントを書き記している。 1.事前の市場調査不足 思い込みや古いデータに基づき市場に飛び込んでみたら、そこはすでに大企業の独占状態だったり、需要がほとんど無かったり、あるいは時代遅れだっ
【ツイッター、見たい相手は「趣味上の価値観を共有できる人」】などにもあるように、「オンラインつぶやき」「ミニブログ」サービスこと【ツイッター(Twitter)】はチャットやブログ、掲示板などの既存コミュニティサービスなどとは違った、そして堅固な立ち位置をインターネット上に確保しつつある。利用ハードルの低さゆえに、つい色々な事柄をつぶやいてしまいがちだが、それが元でちょっとしたトラブルに巻き込まれる事例も伝えられるようになった。【TheOatmeal】では「あなたがつぶやくのを止めるべき10の項目(Ten things you need to stop tweeting about)」と称し、ツイッターで「つぶやく」上での注意事項を掲載している。……半ば以上皮肉交じりの内容なので、軽いジョークも混じったものとして目を通して欲しい。 1.今、何を食べているか (つぶやいている本人以外は何の興味
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く