エポック社の「アクアビーズアート」=東京都千代田区の消費者庁で 消費者庁は28日、エポック社の人気玩具「アクアビーズアート」シリーズの特殊なビーズが耳の中に入って取れなくなり、4〜8歳の子ども7人が病院に行ったと発表した。うち女児1人は切開手術で鼓膜ごと取り出したという。 玩具は、のりに似た成分でできたビーズを並べて水でぬらし、乾かして様々な絵柄を作って遊ぶ。同庁によると、ビーズがついた指で耳をいじったことなどが原因で入り込んだとみられる。 切開手術した女児を除く6人のうち、3人は全身麻酔をして医師が外科手術用の道具で取り出した。母親がストローで取り出したケースもあったが、同庁は「家庭で取ろうとすると、かえって奥に入り込んだり耳の中を傷つけたりする恐れがある。速やかに病院に行ってほしい」と呼びかけている。 この玩具の一連のシリーズは60種類以上あり、2004年7月の発売以来、約50