“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第12回目は、2018年徳井的事象ランキング3位として、“お笑いはみんなの力で作るもの”と徳井氏に再認識させたSKE48の山内鈴蘭のすごさを語る――。 俺が、お笑いを好きな理由の一つに、お笑いはみんなの力でやるものっていう部分がある。コント番組はみんなで作り上げるものだし、ダチョウ倶楽部さんの団体芸もそう。個人戦であると同時に、団体戦の側面をはらんでいるから、お笑いは面白い。 2017年から「SKE48 むすびのイチバン!」(東海テレビ)というバラエティ番組でMCをやらせてもらっているんだけど、アイドルを見るたびに、お笑いに匹敵するくらい彼女たちもまた個人戦と団体戦の中で生きている人種なんだなって痛感する。だから、俺はアイドルも好きなんだろうね。 俺たちは、毎回SKE