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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (24)

  • なぜ我々は動物を動物として認識できるのか - 蝉コロン

    科学感情を司る扁桃体の知られざる役割。「ブラッド・ピットは動物ではありません」ScienceShot: Brad Pitt Is Not an Animal - ScienceNOWという面白そうなタイトルにつられて読んだら、いろいろ考えてしまう実験だった。 http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/full/nn.2899.html "A category-specific response to animals in the right human amygdala" Nature Neuroscience. 2011 Aug 28.被験者はてんかん患者41人で扁桃体に電極を入れて神経活動をモニターする。という方法で驚いたんだけど、薬物療法の効かない難治性てんかん患者は外科手術を必要としていて、頭蓋内に電極を留置して発作の検出で

  • マウスの短くなった寿命を戻す - 蝉コロン

    科学普通よりテロメアが短くって寿命が縮まったマウスは、またテロメアを伸ばせば元に戻せることがわかった。寿命リバーシブル。テロメア長を原因とする障害はテロメア長を戻せば回復する。当たり前のようだけれども、取り返しが付くというのはやっぱり不思議。一度テロメアが短くなったら、DNAの大事なところがダメージを受けるから、その後でテロメア伸ばしても遅いじゃんって思ってた。論文の著者らも老化進行を遅らせる程度だろうとはじめは考えてたみたいよ。 Partial reversal of aging achieved in mice | Harvard Gazettehttp://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature09603.html染色体両端はテロメアと呼ばれていて*1、染色体を保護するキャップのようなもの。細胞分裂では完全にコピ

  • 「アトピー慢性化の原因たんぱく質を発見」という報道の論文を読んでみました - 蝉コロン

    科学アトピー性皮膚炎慢性化 原因を解明 NHKニュース個人的な事情でこういう脳天気な見出しには反射的に怒りを覚えるのですが論文は面白かったです。とは言っても基的にはまだマウス実験なので、臨床的にはこれからですケド。 論文:Periostin promotes chronic allergic inflammation in response to Th2 cytokines Miho Masuoka, Hiroshi Shiraishi, Shoichiro Ohta, Shoichi Suzuki, Kazuhiko Arima, Shigehisa Aoki, Shuji Toda, Naoki Inagaki, Yuichi Kurihara, Sayaka Hayashida, Satoshi Takeuchi, Kenta Koike, Junya Ono, Hirokazu

  • 2011 Nikon Small World in Motionのミジンコが可愛い。 - 蝉コロン

    科学こないだの手塚治虫学位論文の件でも誰かが言ってたけれども、綺麗でちょっと面白い(そしてもちろん学術的にも意義のある)顕微鏡写真ってどっかでコンテストが開かれたりしています。ニコンではNikon Small Worldというのを長年やっていて、そのタイムラプスビデオ版的なNikon Small World in Motionがあります。 Nikon Small World - Photomicrography Competition その20011年受賞者が発表されていました。 Nikon Small World - Small World in Motion Gallery - Place, 2011 - 佳作賞も面白いのあって、全部紹介したいところだけれどもとりあえず受賞三作品を。 胚発生初期の造血は卵黄嚢で行われる。3日齢のニワトリ卵、キャピラリーで卵黄嚢血管にインクを入れて、脈管

  • 単細胞生物から多細胞生物へたった60日で進化させたぞー!という論文 - 蝉コロン

    科学単細胞生物から多細胞生物になったので、進化の過程でなかなかのビッグイベントだと思うのだけれど、やってみたら結構あっさりいけたよという論文。 Experimental evolution of multicellularity 酵母です。出芽酵母。真核生物で普通は単細胞。それがこんなんになっちゃいました。スノーフレーク状だという。こんなん降ってきたら楽しいね。 どうやったかというと、多細胞になったやつをセレクションする実験系を編み出した。つーかただ液体培養したやつを弱く遠心するだけみたいなんだけど、それで塊になってて重力で早く落ちるやつを選択的に回収、培養を続ける。最初のうちはそれでも単細胞っぽく振る舞うんだけど、それを二ヶ月350世代ほど続けると、みんなお互いくっついたままのになる。10回やってみんなそうなったので、収斂進化とも書かれている。 うーん、どうだろう。血球系の細胞を飼ってい

    nanakoso
    nanakoso 2012/02/01
    「多細胞生物への進化ってのは過去少なくとも25回別々に生じているそう」"次に狙われるのはあなたかもしれない" やばい幼年期が終わる
  • 環境にやさしいハムスター式潜水艦が就航 - 蝉コロン

    動物Hamster-Powered Submarine(HPS)、ハムスターが回し車を回す力をスクリューに伝えるのだ。Hamster Submarineサイトの説明によると回し車と3リットルボトルの組み合わせで総費用57ドル、うちハムスター12ドル。蒸気機関式の潜水艦と違って炉にハムスターを放り込まなくても良いという利点があるそうだ。温室効果ガスの排出も少ないと考えている。なお、最初の航海を終えたこのハムスターは現在現役を退いているという。ツイートする

  • サルのキメラが作られる - 蝉コロン

    科学Cell - Generation of Chimeric Rhesus Monkeys Cell論文。アメリカのチームだけど1stは日人だ。 アカゲザルで凝集キメラ。受精卵から2回分裂した4細胞期の細胞をバラして混ぜる方法です。結果、三匹のキメラサルが生まれました。その名はRokuとHex。日語とギリシャ語の6。キメラ1匹に6つの胚を使っているからですね。そしてChimero。キメ郎? キメラについて細胞の多能性(巷で万能細胞とか言われているやつの"万能")というのを考えた場合、まず受精卵は発生すると一個体になれるので多能性を持っています(特にこの場合は全能性という)。発生が進んで二分裂した細胞の場合はどうでしょう。一卵性双生児の例があるように、それぞれの細胞が受精卵のときと同じように発生します。4細胞期でもそれぞれが独立して発生できたと思います。8ではもう一個ずつとしては発生で

    nanakoso
    nanakoso 2012/01/06
    iPS細胞などのよりヒトに近い動物での実験系としても有望とのこと
  • ヨーグルトに効果はあるのか - 蝉コロン

    ブログ更新お休み中だけど、ちょっと気になったので。 ヨーグルトに整腸効果が無い事がワシントン大学の研究より発表される:ハムスター速報及び ヨーグルトに効果なし? 双子の検討で腸内細菌に差なし | あなたの健康百科 by メディカルトリビューン これ10月頃の論文だったけど今さら話題になるのか。整腸効果がないと書かれているけれど、論文ではそんなところは調べていません。 と言いつつ、いまちょっと論文フルテキスト読めないのでこっちを引用。http://www.nature.com/news/2011/111026/full/news.2011.614.html Nature News、"Friendly bacteria move in mysterious ways"という記事。関係ないけどU2のShe moves in mysterious wayってどういう動きなんだろうと思ったりしたよね

  • 光る大腸菌によるミカンのあぶり出しみたいな情報隠蔽技術SPAM - 蝉コロン

    科学PNAS論文、InfoBiology by printed arrays of microorganism colonies for timed and on-demand release of messages 。興味をそそるタイトルではあるけれど、論文としてはちょっとやりすぎじゃないスかね。タフツ大学とハーバード大学のチームの共同研究でDARPAの支援を受けている。 みかんのあぶり出しみたいに情報を隠蔽する技術をステガノグラフィと言うそうです。そしてこの新しい技術の名は"steganography by printed arrays of microbes"、略してSPAMだ。なぜそれにした。 それぞれ異なる7種類の蛍光タンパク質を発現する大腸菌を使う。蛍光タンパク質はGFPuv、AmCyan、ZsGreen、ZsYellow、mOrange、tdTomato、mCherry。GF

    nanakoso
    nanakoso 2011/10/07
    くっついてる大腸菌が暗号とな、、
  • 「第三の万能細胞」の報道。 - 蝉コロン

    科学ES細胞とiPS細胞に続く「第三の万能細胞」という記事があった(asahi.com(朝日新聞社):第3の万能細胞「作製成功」 米チーム、ヒト卵子を使用 - サイエンス)。なんか別の「第三」と呼んで欲しそうなものが最近日から報告されていた気がするけれど、世界ではほぼ無視されているので仕方がない*1。 さて、iPS細胞は例えば患者由来の皮膚とかの体細胞を多能性幹細胞(俗に言う万能細胞)にするという技術。一方クローンヒツジのドリーの頃に期待されていた技術は、体細胞の核を未受精卵の核と置き換える核移植(Nuclear Transfer; NT)で、受精卵と同じように発生が進めばそこからES細胞を作ることが可能で、これはntES細胞とかSCNT-ES細胞とか呼ばれていた。 ところがヒトntES細胞の樹立はこれまで確認されていない。NT後に細胞分裂(卵割)が進まないのです。体細胞クローン個体が作

    nanakoso
    nanakoso 2011/10/07
    三倍体
  • 一妻多夫のメリット - 蝉コロン

    動物, 生殖乱婚タイプの動物について、一夫多でのオスは精子を多くのメスにばらまけた方が愉快愉快ということは理解できる。でも一多夫におけるメスの利点は何?妊娠できる回数とか卵子の数とかずいぶん限られているし、コストばっかりで良い事なくない?というのが研究者の間でも長年の疑問だったとか。 んで、今回の論文は、メスにとっても乱婚であった方が近親交配のリスクを減らすことができるので有利という報告。少なくともゴミムシダマシ科コクヌストモドキにおける実験室レベルの観察では。「ゴミムシダマシ科コクヌストモドキ」って隅から隅まで悪そうな名前だな。塵芥虫騙し・穀盗人擬き。 さてこのコクヌストモドキのメス、一匹のオスとしか交配させない条件下では、近親交配inbredで生まれた子の生存率はoutbredの場合の半分。近親交配は負の影響を持つ。ところがこれを5匹のオスとの交配にした場合、inbredとoutb

    nanakoso
    nanakoso 2011/09/30
    めくらちびゴミムシよりひどい
  • 「ソーセージと政策は作る過程を見ない方がいい」ソーセージのひみつ20 - 蝉コロン

    生活ソーセージ!ソーセージ!要は勇気がソーセージ!というわけでホテルの朝バイキングで5べるソーセージの話題です。大どろぼうホッツェンプロッツに出てくるソーセージとザワークラウトは、ザワークラウトが何だか分からなくても魅力的でしたね。じゃがいもの皮を剥いても剥いても終わらないようなこんな世の中で皆さん如何お過ごしでしょうか。 あなたの知らないソーセージについて20の事実。 20 Things You Didn’t Know About... Sausage | Agriculture | DISCOVER Magazine に、僕がググったものを付け足しています。あと勝手にカテゴリ分けした。 基うんちく編ソーセージの起源はけっこう古い。紀元前15世紀頃に中近東バビロニア地方で作られている(ハムソー史)。古代ギリシャの「オデッセイア」にも記載があるゾ。ソーセージの語源は「塩漬け」を意

    nanakoso
    nanakoso 2011/09/30
    日常茶飯事は(とるにたらないもの)ドイツではソーセージでたとえるらしい。
  • 「霊長類」の「霊」って何?お化け? - 蝉コロン

    ぼやぼやちょっと別件で霊長類について思いを馳せる機会があり、そういえば何で霊長類って言うのかなーと。 まずは京都大学霊長類研のページを訪問。霊長類研究所・世界の霊長類原猿、サル、類人猿、ヒトをすべてあわせたグループを霊長類と呼んでいます。「霊長」とは、万物の首長たるものという意味です。分類学上の正式な和名は霊長目(プリマーテス、Primates)といいます。原猿類、新世界ザル、旧世界ザル、類人猿、ヒトを含み、現存するものは約220種が知られています。なるほど。ところで霊長類研究所の略語は霊研ですかね。霊験あらたか。英語のPrimateはランキング一位を意味するprimeから来ています。オプティマスプライムのプライムですね。ちなみに大司教様もprimateなので、絶対創造論を茶化すジョークがあるはず。 一番偉いんだぞというところは解ります。賛成するかどうかは別として、「長」の部分はオーケー。

    nanakoso
    nanakoso 2011/09/27
    くしぶ【霊ぶ・奇ぶ】霊長-人知でははかりしれない程に最も優れて神秘的
  • ゾンビ遺伝子と「延長された表現型」 - 蝉コロン

    科学, 動物ニュース - 動物 - 幼虫を操る“ゾンビウイルス”の遺伝子(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト先週ナショジオ読んで、かばかりかと思ってたんだけど、論文タイトル見ると「延長された表現型」とあったので興味を持ちました。 A Gene for an Extended Phenotype Science 9 September 2011: Vol. 333 no. 6048 p. 1401. DOI: 10.1126/science.1209199 ナショジオ記事をざっくり要約すると、バキュロウイルスは宿主であるマイマイガの幼虫を木に登らせて体を溶かす。ウイルス粒子を含んだ液体がボトボト落ちて、それをべた他の幼虫に感染する。EGT遺伝子を除いたウイルスを感染させると、幼虫は高いところに登らない。EGT遺伝子を持っていなかったウイルスにEGTを組み込むと、幼

  • 全てのウイルスに効く薬とかいう論文 - 蝉コロン

    書かないつもりだったんだけどまあ一応。 http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0022572no title論文の全体的な印象としてコンセプトはわかったから具体的に何を使って何したのか分かりやすく書いといて欲しいと思った。まあこれは僕の読解力の問題かもしれない。だが少なくともAbstractだけでは何したのかわからんな。 広範囲のウイルスに効くという触れ込み。Double-stranded RNA (dsRNA) Activated Caspase Oligomerizer (DRACO)と名付けている。その実体はdsRNAを認識するドメインとアポトーシスを誘導するドメインをくっつけた大腸菌組換えタンパク質。 病原体として知られているウイルスはRNAが多い。んで、RNAウイルスは自己増殖するとき

  • 緑膿菌のシステムを使って緑膿菌を殺す - 蝉コロン

    科学クオラムとバクテリオシンです。モジャモジャ頭の人とおしんを連想しますが違います。 クオラム「議決に必要な定数」とかいう意味。昆虫のフェロモンのように細菌同士も化学物質でなんらかの情報を伝達していて、仲間が一定の密度以上になったなと感じ取ることができる奴らがいます。これをクオラムセンシングという。オートインデューサーと呼ばれる化学物質を放出している。細菌が低密度のときはすぐに拡散され薄まるが、高密度のときは各細菌内で十分に働ける濃度になる。緑膿菌の場合では3OC12HSLというのがオートインデューサーで、細胞内のlasRタンパク質とくっついて「高密度の時に働くべき遺伝子群」のプロモーターを活性化させる。例えばバイオフィルムを形成したりして、薬剤や免疫に抵抗性を持ったりする。 バクテリオシン緑膿菌の場合はピオシンというのがそれなんだけど、バクテリオシンと総称されるタンパク質がある。細菌がプ

  • 磁場感知タイプの忍が使ってそうな遺伝子 - 蝉コロン

    科学BBC News - Human eye protein senses Earth's magnetismAnimal cryptochromes mediate magnetoreception by an unconventional photochemical mechanism : Abstract : NatureHuman cryptochrome exhibits light-dependent magnetosensitivity : Nature Communications クリプトクロムというタンパク質がある。もともと植物でよく研究されているらしいが、多くの動物も持っている。サーカディアンリズム、体内時計的な役割を持つ。人間では網膜に存在する。このタンパクの新たな謎の機能として、渡り鳥の磁気コンパスを使ったナビゲーションに使われていると考えられている*1。クリプト

  • 肉食動物のおしっこが怖い - 蝉コロン

    動物, 科学以前トリビアでJRがライオンの糞を線路に撒いて鹿を寄せ付けないようにしていたとかいうのがあった。草動物は天敵の糞尿の匂いを嗅ぎ取って逃げるというのは昔から知られていたがそのメカニズムはあんましよくわかっていない。 The smell of a meat-eater : Nature NewsDetection and avoidance of a carnivore odor by prey 匂いを感知するのは嗅覚レセプター。いっぱいある。すべて当に機能しているのかはわからないが、ゲノム上に数百〜1000くらい嗅覚レセプター遺伝子が存在している。これらの受容体はそれぞれ対応するニオイ分子を持つ。例えばうんこからはうんこ臭い分子がパワワワと出ていて、君の鼻にある、うんこの匂いを担当する嗅覚レセプターに結合する(うんこ成分が鼻に付着している)。そのシグナルは脳の特定の場所に投射

    nanakoso
    nanakoso 2011/06/21
    学習によらず草食動物に本能的に回避行動を引き起こす物質が見つかった。
  • 「iPSに拒絶反応」について - 蝉コロン

    通常なら移植後、様々な種類の細胞の塊に成長するはずだが、今回、iPS細胞は免疫細胞の攻撃を受け、塊ができにくくなる場合があった。作製法によって免疫反応に差が出たが、少なくとも2割で塊ができなかったり、塊の一部が壊死(えし)して小さくなったりした。万能でなかった万能細胞、iPSに拒絶反応 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)言うまでもないですが、ES細胞やiPS細胞を使った再生医療で考えられているのは、これら「万能細胞」を神経とか心筋とかの細胞に分化させて移植する方法。 "通常なら移植後、様々な種類の細胞の塊に成長するはず"というのはテラトーマ形成能の話をしている。ES細胞やiPS細胞を未分化のまま移植するとテラトーマ(奇形腫)になる。基礎研究的にはこのテラトーマ形成能があることが、多分化能(様々な種類の細胞の塊に成長できる能力。俗に万能性とやら)を確認するひとつの手段であ

  • ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン

    話題的にちょっと古いですが、ウイルスに感染するウイルスのお話です。棚の整理してたら一昨年のウイルス学会報があって、そういう記事を読んだので。webでも読めるようです。http://jsv.umin.jp/journal/v58-2pdf/virus58-2_219-220.pdf 役者はアメーバと、それに感染するママウイルスと、さらにそれに感染するスプートニクというウイルス。 フランスはパリの冷却塔にアメーバがいました。フランスパリの冷却塔ってとこですでに引っかかるというか、なにそれちょっとオシャレ、な気分がするけれども、多分水が常に溜まっていて、藻とかレジオネラ菌とかがいっぱいいるような汚い所なのでしょう。そういうところから見つかったアメーバです。 このアメーバに、ママウイルスというのが感染していました。これは超巨大なウイルスの仲間です。ママー!そしてさらにこのママウイルスに、スプートニ