Forbes JAPANは、イノベーティブな企業こそ未来をつくる“GREAT COMPANY”だと考え、「日本で最もイノベーティブな企業」をまったく新しい手法で選出した。イノベーション効率ランキングで3位になったのは、アステラス製薬。同社では、創薬の効率を引き上げるために「三角形」のビジネスモデルが考案された。その組み合わせは、次世代に求められる新薬を創出する無限の可能性を生む。 取材が始まって数分が経つと、アステラス製薬社長の安川健司はおもむろに立ち上がり、ホワイトボードに三角形を描き始めた。3辺の角にはそれぞれ黒の文字で、「バイオロジー」「モダリティ/テクノロジー」「疾患」と書き込まれている。 「この三角形がちゃんとできれば、ここからいくつもの薬が生まれてくる。私はこれを“芋づる式”と呼んでいます」 ホワイトボードに描かれた三角形。これは、同社が採用している創薬のビジネスモデル「Foc
![古いやり方は残さない。危機感から生まれたアステラス製薬の「芋づる式創薬加速モデル」とは | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/23662241a96a3348d523eaebc416af5e1370b558/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F31518%2Fimages%2Fmain_image_31518284e9a1396a25ef5b69b4dd015c8df99.jpg)