厚労相、生活保護引き下げ検討 親族に返還要求も http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25046_V20C12A5000000/?dg=1 2012/5/25 19:45 (2012/5/25 21:49更新) 全国で209万人が受給する生活保護費の適正化に向けて政府が動き出した。小宮山洋子厚生労働相は25日、経済的な余裕がある受給者の親族に保護費の返還を積極的に求める考えを表明した。返還に応じなかったり、扶養を拒んだりした場合、法的手続きを取る。支給水準の引き下げも検討する。 年金額の切り下げなど、国民に痛みを強いる改革を進める中、生活保護を特別扱いしない姿勢を示した。 「扶養可能と思われるケースでは、家裁調停を申し立てる手続きを積極的に活用したい」 厚労相は社会保障と税の一体改革関連法案を扱う衆院特別委員会でこう述べた。 民法上、生活保護受給者の親