積雪寒冷地である北海道の沿岸は、冬になると流氷が来襲したり港の中が凍結するなど、他の地域とは異なった特性をもっています。また、北海道南西沖、東北地方太平洋沖等の大きな地震とそれに伴う津波が発生したり、最近ではこれまでに経験したことのない高波による沿岸施設被害が発生しており、今後もこのような自然災害が懸念されます。寒冷沿岸域チームでは、寒冷な気候、流氷、津波といった脅威に対して沿岸域の安全性を高め、また、海域の自然環境にも配慮しながら寒冷地の港や海岸を持続的、効率的、経済的に整備、利用するための研究を行っています。 NEWS新着情報 2024年1月17日 2024ふゆトピア・フェアin北広島 ふゆトピア研究発表会で発表しました。 2023年9月11日 【HP掲載】気候変動予測先端研究プロジェクトHPにプレスリリースが掲載されました。 2023年6月19日 【月刊掲載】月刊「化学」に掲載されま
北海道開発局は13日、流氷に覆われた海で津波が発生した場合に備え、陸地に押し寄せた流氷の撤去方法などを確認する実験を網走港(網走市)で行った。 市街地や郊外に堆積した流氷やがれきを撤去し、道路を確保する想定で、11日まで行われた「あばしりオホーツク流氷まつり」の氷雪像を利用した。このうち、市街地を想定した実験は、雪や氷塊を長さ10メートル、幅8メートル、高さ2・5メートルにわたって木材とともに積み上げた。作業員15人が重機などを使い約4メートルの道幅を確保したが、作業時間は予定の30分を超えて約45分かかった。 道内では1952年3月の「十勝沖地震」で流氷を伴った津波が浜中町霧多布地区を襲い、家屋に大きな被害を与えたとされている。同開発局は昨年10月、学識経験者らによる「雪氷期の津波沿岸防災対策検討会」を設置して厳冬期の津波対策を進めており、この日の実験結果を参考に、議論を深めていくことに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く