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漁業に関するnavecinのブックマーク (2)

  • スピード競争をする漁師: 大竹文雄のブログ

    2009年1月号の『フォーサイト』に掲載された一ノ口晴人氏の記事によれば、日の漁業規制が、漁師たちに歪んだ競争をさせているそうだ。漁師たちは、漁船の船体を新しくするよりは、古い船体に高性能のエンジンやGPSを搭載して、漁場までのスピード競争をしているというのだ(注)。漁師が人よりも早く漁場に着いて漁をしたいと思うのは、当然だと思う人もいるかもしれない。しかし、もし後で説明するような規制がなければ、漁師がそのようなスピード競争に励むのは、必ずしも合理的ではない。 そのことを説明するために、つぎの問題を考えていただきたい。 問題 あなたが漁師だったとしよう。一定の労働時間で、最大の所得を得るにはどのように働くべきだろうか。 (1) 毎日決まった時間に漁に出て、決まった時間漁をする。 (2) 魚が多く取れそうな天候の日に長時間漁をして、そうでない日は他のことをする。 (3) 魚が少ない日に集中

    スピード競争をする漁師: 大竹文雄のブログ
  • NHK「クローズアップ現代」:ノルウェー産のサバは100グラム278円、国産サバは62円、なぜ?

    今晩のクロ現は、現代のニッポンの漁業を取り巻く問題を、的確に報道していた。やり方があまりに古すぎるので、安物しか獲れない構造になっているのだ。 ニッポンの漁業の低迷ぶりは、涙なしには語れない。往時は1000万トンを超えた沿岸漁業の漁獲高は今や400万トン以下。それも低価格品しか獲れていない。 NHKは、それはニッポンの漁獲量「早い者勝ち」ルールに問題があるという。漁民の漁獲高は総トン数で規制されるので、みんな争って小さな魚でもいいからなんでも獲るのだ。一方、ノルウェーでは「船舶割り当て総トン数規制」になっているので、漁民は高く売れる魚を選んでじっくり漁業をするという。これが掲題の単価の違いとなって現れている。 クニヤは例によって、ニッポンの漁業の低迷は韓国中国の漁船のせいだという方向に持っていこうとしていたが、見当違いだ。人件費の違いではさらさらない。ノルウェーの人件費の高さは世界的に有

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