日頃、仕事で英語を書く人間は、「短く、短く」ということを心がけており、省けるものはどんどん省いていきます。他面、こうして英文は省くことでコンパクトにするのが普通だという感覚を知らないと、学校文法どおりのフルセットにしか通用しない読解力どまりで終わってしまいます。 特にコンパクトにする際、述語動詞のような活用のない準動詞(動詞のING形やED形、いわゆる現在分詞や過去分詞)が多用されるので、本来の述語動詞との区別がつかず、読んでください、あるいは訳してくださいと言われた場合に、あわてる人が多いという印象を持っています。 そこで、「短く、短く」ということで、どういったことが普通行われるかをご紹介しようと思います。ちなみに、文法書では、このように簡略化する習わしを指して、reduction と言っています。 ★ 形容詞節中のWHO IS/WASの部分は落とす。つまり、関係詞とBE動詞を落とす。