成分献血で同意した人の体格に応じて最大600mlを採血 今後「原料血漿」の必要量が増加すると予測 献血窓口やハガキ・電話でも献血増量をお願い…具体的にどんな体格の人? あなたは「献血」をしたことがあるだろうか? 献血ルームなどで集めた血液からは、輸血用血液製剤を始めとする様々な医薬品が作られているのだが、このような医薬品はこれから増加すると予想されている。 そこで日本赤十字社は、この4月から体格など一定基準を満たす成分献血希望者の採血量を「増量」する試みを本格的に始めている。 出典:厚生労働省 この記事の画像(7枚) 献血をしたことがない人のために説明すると、献血には血液のすべての成分を採る「全血献血」と、特定の成分を採って赤血球は体内に戻す「成分献血(血漿成分献血・血小板成分献血)」がある。 これらの献血は成分ごとに分離して輸血用血液製剤と、血漿分画製剤などの「原料血漿」になるのだが、厚