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ブックマーク / cheb.hatenablog.com (127)

  • 「国立会図書館サーチ連携拡張に関する調査報告」第5章が勉強になる - ささくれ

    2015/3/27付で「国立会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画」が公表された。 http://current.ndl.go.jp/node/28280 仕事で関係するのでひととおり目を通してみたところ、 MLAや海外サイトやサブカルも含めて網羅的にやっていきたいけどNDLの人員・予算には限界があるからさまざまな領域でアグリゲータが登場してくれると嬉しそう。 API連携ができると楽で、特にOAI-PMHを推していきたいっぽい。こんなに推されると当分ResourceSync(CA1845参照)の入る隙間はないのかな。。 という2点が特に印象的に残った。 それはともかくこの計画の参考資料に「国立会図書館サーチ連携拡張に関する調査報告」というものがある。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9207570/4 # http://doi.org/10.11501/

    「国立会図書館サーチ連携拡張に関する調査報告」第5章が勉強になる - ささくれ
  • カレントアウェアネス-E No.278感想 - ささくれ

    昨年度最終号。4すべて外部原稿。 ■E1660■ あやかりの杜図書館 冬の特別企画「夜の図書館」 沖縄県北中城村にあるあやかりの杜図書館の「夜の図書館」企画の報告。執筆者は同館の與那原さん。 むかし中城城跡は行ったことある。その少し北にあるんだ。地図で見てみると、沖縄自動車道を挟んで向かいには米軍基地があるような環境らしい。で、企画はこんな雰囲気。 写真出典:夜景と読書、満喫 「夜の図書館」今月中の金曜夜開館 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース 通常の図書館業務終了後の20時に主要灯をおとした状態で窓側のデスクライトのみを点灯し,夜景とともに読書ができる場所を確保した。を探す際は,懐中電灯を持って静かに移動する楽しみもある。またプロジェクターを使用し,所蔵する映像資料等を大窓一面のブラインドへ投影した上映会や,BGMJAZZやボサノヴァ等の音声資料を流すなど図書館が所蔵する

    カレントアウェアネス-E No.278感想 - ささくれ
    negadaikon
    negadaikon 2015/04/04
    一区切り、お疲れ様でした
  • カレントアウェアネス-E No.277感想 - ささくれ

    今年度も残すところあと2号。今回も4で、すべて外部原稿。 ■E1656■ 長崎市立図書館「がん情報サービス」PV作成に込めた想い 長崎市立図書館の森さん。 こちらがそのPVなんだけど……ええ曲やな……で最後にクレジットを見たら、作曲者が曽我淳一ってあって。えええええ。トルネード竜巻の曽我さんかっ! すげー。ずりー。名古屋のApple Storeでトル竜のライブ見てからもう10年やん。そして曽我さんが新しいバンド(ともこ一角)を始めている。。写真の左下が歌い手のmaaayoさんかあ。 3/12に初ライブの僕の新しいバンド「ともこ一角」のリハでした。今回サポートに、maaayo(cho)、掘崎翔(G)を迎えて、やっちゃいます! Webでデモ公開中、是非ライブ来てください! http://t.co/mXPLHcGOO2 pic.twitter.com/5unzS5toZk— 曽我淳一 (@So

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  • カレントアウェアネス-E No.276感想 - ささくれ

    今回も4、うち外部原稿が3。大変そうですね。。 ■E1652■ 東日大震災後の図書館等をめぐる状況(2015年2月12日現在) 11月下旬以降の3か月弱のまとめ。まもなく4周年、か。 震災アーカイブの活用事例として、宮城県東松島市図書館の「まちなか震災アーカイブ」に興味を惹かれた。ステッカーやペンスタンドの設置場所にまつわる写真・体験談が見られる、というわけではないんだろうけど。ビジネスホテルに設置するというのは、市外・県外の人に見てもらうのにいい手かもしれないな、自分なら見そうだ、と思った。 http://www.lib-city-hm.jp/lib/osirase/osirase.html http://www.lib-city-hm.jp/lib/2011y-library%20top/index.html NDLのリリースした「総合調査 東日大震災からの復興への取組の現状と

    カレントアウェアネス-E No.276感想 - ささくれ
  • カレントアウェアネス-E No.275感想 - ささくれ

    #前号書いてないけどとりあえずこちらを先に。 4、うち外部1。オーファンワークス、デジタルプリザベーション、リサーチデータと地味に重たい号。 ■E1648■ 英国における孤児著作物に関する新ライセンス・スキーム 局・齋藤さん。 2014年10月末導入の新スキーム。南さんのE1582の続きですね(当時の感想)。このネタも経緯が長い。。 このスキームは、 拡大集中許諾制度(先行実施済み) 孤児著作物ライセンスに関する規則(英国内限定、広範) EU孤児著作物指令を実施する規則(文化施設が非商業的になどの制限がある) から構成されているという。記事では主に2, 3を紹介。 EU指令は各国に影響が出るので内容が弱いところがあり、英国内限定のほうではより踏み込んだことを言っているという関係かな。英国は今回単にEU指令の適用(後者)だけに留まらなかったのが偉い、と評価すればいいのだろうか。「このスキ

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  • 年のはじめに思うこと(2015年) - ささくれ

    (エントリが前後しましたが)あけましておめでとうございます。 年末年始は帰省もせずひたすら原稿執筆にいそしんでいました。12月は仕事で精神的余裕がなく、冬休みに入るまでまったく手を付けていなかった(元ネタすら読んでなかった)のでどうなることかとひやひやしていましが、なんとかかんとかで締切を守れました(3月末に刊行予定)。個人的にはこれでやっと年が明けたという気分になっています。 年越しの瞬間はSompelが2004年に書いた論文を読んでいました。彼らはこうして10年以上まえからずっと取り組んでいたんだなぁ、と感じ入りつつ。こんな生活は院生以来かと思っていたら、去年もそうだった……。忘れっぽい。そんなわけで一年前とやってることは同じなんですが(大晦日にロングブーツぽちってるあたりも)、当時自分を隙間なく覆っていた不安と屈がまったくなくなっていることにふと気づき、それだけでも福岡に出てきて良

    年のはじめに思うこと(2015年) - ささくれ
  • カレントアウェアネス-E No.273感想 - ささくれ

    2014年最終号(ほんとーに、おつかれさまでした!)。5すべて外部原稿。バラエティに富んだ、面白いラインナップでした。 ■E1638■ 点字利用と読書に関するアンケート調査の結果について 日点字図書館の杉山さん。 点字図書館というと「E1509 - 「点字図書館オープンオフィス」に込めた思い」を思い出す。このときの執筆者は館長の天野さんだった。オープンオフィスは2013年のこのときが初だったけど、今年も開催されたんだね(ポスターかわいらし。おぉ、黒柳徹子……)。 今回の記事は、点字図書館で行った利用者アンケート調査(実施は2013年)の概要報告。最初らへんで出てくる「視覚障害者の「点字離れ」」というなじみのない表現に興味をそそられた。調査は「点字図書の貸出実績のある利用者600人」を対象に *点字の* アンケート用紙で行われ、回答者は231人で、うち9割が点字図書を読むことができたとい

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  • オープンアクセス・サミット2014で発表してきました #oasummit2014 - ささくれ

    http://www.nii.ac.jp/content/event/2014/OA_summit.html 10月21日・22日にNIIで行われた「オープンアクセス・サミット2014」というイベントで、ちらっとプレゼンをしてきました。 発表内容 JAIRO Cloud & researchmap:機関リポジトリと研究者DBの連携をクラウドへリフトさせる from Yutaka HAYASHI 機関リポジトリ推進委員会技術WGのメンバーとしてのお仕事です。JAIRO Cloudとresearchmapは連携したほうがいいよね、というだけの内容で、いまどうなってるか、これからどうするか、というお話をしてきました。 機関リポジトリと研究者データベースの連携というテーマの難しいところは、連携じゃなくていっそ統合したほうがいいんじゃないかという流れになるところです。そうとも言えるし、そうでないとも

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  • 第16回 #図書館総合展 の個人的なふりかえり - ささくれ

    ORCID Outreach Meetingのあとは、横浜に移動して図書館総合展に2日間だけ(いまや会期は7日間にもなっている)参加。去年に続き。 純粋なお客さんとして参加するのは久々だったけど、楽しかったなあ。相変わらず。 図書館総合展という場所はやっぱり「情報」よりも「元気」を得るところだと、あらためて感じた。日常の仕事のなかでだんだん下がりそうになる目線を、くっ、と上に向けることのできる場。たくさんの人と会ってわーわー騒いだり、きらきらと輝いてる人を目の当たりにしてあんなふうに仕事がしたいと強く願ったりする。一方で、自分や職場の現在地と比べてしまってその「届かなさ」に悲しく、悔しくなったりもする[*1]。上がったり下がったりではあるんだけど、ちゃんとその両方(あるいは↑のみ)が得られる場所だと思う(単なる経験談)。そこが「総合」の良いところ。正直、わざわざ現地まで足を運ばないと得られ

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  • カレントアウェアネス-E No.269感想 - ささくれ

    感想と感想の合間に何も書かなかった10月(下書きはいろいろある)。 今回は、5中、外部原稿が1。 ■E1619■ 公共図書館お金の借り方教えます:金融リテラシー教育支援 巻頭は篠田さん。 米国における経済不況を背景にした、米国消費者金融保護局(CFPB)と公共図書館の連携のはなし。9月に、CFPBが支援のための情報源をまとめたウェブページをリリースし、図書館側からもRUSAがガイドラインを出し、とまとまった動きがあったというのが今記事のトリガー。 ビジネス支援や健康情報サービスにつらなる流れ、なんだろう。こういうはなしではいつもそうだけど、連携相手として図書館が選ばれた理由(図書館以外ではだめだと *外部から* 判断された理由)がいちばん気になる。CFPB側は「図書館員自身が金融の専門家として教育を担うべき」だと無理目な期待をしているわけではないという。が、RUSAのガイドラインは「

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  • カレントアウェアネス-E No.268感想 - ささくれ

    10月、新体制になって初めての号。 6中、外部原稿が3(依田さん・篠田さん・安原さんの3人がそろってるのは久々に見る……そして最後か……?)。 ■E1613■ Open Annotation,Web標準へ W3C Annotation WG始動 安藤さん( id:kzakza )。 アノテーションというネタを日でもっとも熱心かつ継続的にウォッチしつづけてこられた図書館員、による記事。ブログで「日よっ!これがOpen Annotationだっ!!」と高らかに叫び声をあげてらっしゃったころがなつかしい。 書いた。アノテーションがいわゆる「注釈」に限定されないこと、対象がウェブだけではなく、デジタルリソース全般に及ぶことが伝われば意図として成功 / “E1613 - Open Annotation,Web標準へ W3C Annota…” http://t.co/xIO7Gapw7V— k

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  • メモ:NDLデジコレで公開された博士論文 - ささくれ

    http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1207277_1829.html 10月1日にNDLから「電子形態で収集した博士論文を公開しました」というニュースが流れました。 国立国会図書館は、平成25年4月以降に学位授与された国内の博士論文を、電子形態で収集しています。これらを10月1日に「国立国会図書館デジタルコレクション(博士論文)」で公開いたしました。当館施設内で利用できるほか、許諾が得られたものについてはインターネット上でもご覧いただけます。当館は今後も、電子形態の博士論文を収集し、随時公開していきます。 この数行をさらっと読んで細部まできっちり理解できる人は日にどれくらいいるのだろうか……(担当なのにできてなかった人)。ともあれ、これで2013年の学位規則改正による博士論文のインターネット公表のスキームの登場人物がひととおりそろった感じでしょうか。

    メモ:NDLデジコレで公開された博士論文 - ささくれ
  • カレントアウェアネス-E No.265感想 - ささくれ

    感想と感想のあいだになにも書かない2週間。その間、JSTにDOIな出張したり、ソフトボール大会に出なかったり、Library Lovers'キャンペーンの準備が格化してきたり。 今回は6中、外部原稿が5。 ■E1596■ MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供 巻頭はARG岡さん、嶋田さん。読んでいてあんまり岡さんの顔が浮かばなかったので、嶋田さんがメインで書いたのかなあ。 指宿市立指宿図書館とくまもと森都心プラザ図書館で始まったMOOC(gacco)の試験提供のはなし。アクセスのコストの少ないMOOCでも、端末によるウェブへの接続というコストは存在し、そこを公共図書館として支え(う)るというもの。ちょっとだけ、英国で行われてるAccess to Research(E1534参照)のことを思い出しました。まあ、オープンアクセス文献に対するアクセス提供というものでは

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  • カレントアウェアネス-E No.264感想 - ささくれ

    ソフトバレー大会からはや2週間、ってことですか。その間、機関リポジトリ推進委員会のキックオフミーティングでNIIに出張したり(技術WGのメンバー)、今年のLibrary Lovers'キャンペーンの企画会議をしたりしていました。 今号は6中、内部原稿が2。とはいえ残りの執筆者も(元)カレントアウェアネス編集企画員の面々で占められてますね。。 ■E1590■ 東日大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/8/4現在) 4月以来の震災まとめ。およそ4か月の情報がまとめられていて、そろそろ年3回ペースになっていくのかなと。 正直なところ、福岡にいるせいか、震災のことを忘れたわけではないけれど、一日一回は意識の俎上にのぼるんだけど、強く意識することはやはり少なくなってきたように思う。いつだったか、福岡県出身の20代同僚から、2005年の福岡県西方沖地震までほとんど地震を体感したことがなくて、

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  • 九州帝国大学学位史その3(京都帝国大学福岡医科大学時代) - ささくれ

    承、前。 九州大学の歴史は京都帝国大学の一分科大学であった京都帝国大学福岡医科大学時代に遡る。 設立は明治36(1903)年。明治30年に第2の帝国大学である京都帝国大学が誕生してまだ数年というころ。当時の歴史をなぞってみると、東北と九州に同時に帝国大学を設置すべきか否かという議論がなされていたり、九州への誘致について福岡・長崎・熊で競いあった際のさまざまなエピソードが残っていたり、当時は大学令の定めから単科大学を設立することができなかったために京都帝国大学の一部として設置されたという経緯があったりと、なかなかおもしろい。 この福岡医科大学時代にはどれくらい学位が授与されていたのか? というのが今回のおはなし。 当時のスキームとしてはその2のときと同じく明治31年学位令なので、授与根拠は、①大学院、②教授会、③博士会推薦、④総長推薦、の4種類のはず。 九州大学の『●年史』や『京都大学百年

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  • カレントアウェアネス-E No.263感想 - ささくれ

    この土日は九州地区国立大学附属図書館ソフトバレーボール大会ってので大分大学に出かけてました(のでいまごろ書いてる)。参加は任意にせよ、九州の各大学から図書館員が一堂に会してスポーツをするって、ふしぎな感じ。うちの部長が挨拶でおっしゃっていたように、他の地区ではなかなか見られないよなあ。近畿では毎週のように勉強会やら研究会やらが開かれていたけれど、こういうのも良いものです(結局優勝したし、由布川渓谷も湯布院も楽しかったけど、太ももが痛い)。 今回は6中、外部原稿が5。しかも5のうち3(鳥澤さん含む)が調査局関係とは……重たい……(現編集担当は元調査局だから苦にならないのかもしれないがー)。 ■E1584■ 進化する学術レコードと変わりゆくステークホルダーの役割 巻頭は id:otani0083(初執筆)。自分が企画提案した記事なので事前になんども読んだ。久々に校正の過程も垣間見て、相

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    negadaikon
    negadaikon 2014/07/27
    大根と絡んでる方ってなんじゃい
  • 九州帝国大学学位史その2(明治31年学位令による授与者一覧) - ささくれ

    前回の「九州帝国大学学位史(最初の博士号はだれか?)」というエントリでは、大正9年の学位令改正を受けて大正10年に九州帝国大学で「学位ニ関スル規程」が定められた後の時代について書いた。 しかし、その以前の期間、九州帝国大学が設置された明治44年から大正10年までの期間についても調べる必要がある(ことに、大学文書館で明治期の学位綴を閲覧していて気付かされた)。このあたりは九州大学の『五十年史』では触れられてないのではと思う(曖昧)。 学位令の変遷 まずは、学位令がどのように改正されていったのかを簡単にまとめたい。細かいところは許していただくとして、ポイントとしてはこう。 区分 学位令 授与権 授与要件 I 明治20年(勅令第13号) 文部大臣 ①大学院に入り定期の試験を経たものに授与 ②帝国大学評議会の議を経て授与 II 明治31年(勅令第344号) 文部大臣 ①大学院に入り定期の試験を経た

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  • 大学の研究者データベースとしてのresearchmap(メモ) - ささくれ

    NIIとJSTによって開発・運営されている研究者データベース「researchmap」についてのメモ。ただし、研究者個人としてではなく、研究機関として、つまり一機関の研究者データベースとして利用するという観点から。 歴史 年月 出来事 1991年1月[*1] 研究者ディレクトリ(NACSIS-IR)開始 http://www.nii.ac.jp/userdata/CNEWS/PDF/No14.pdf (p.24) 1998年8月 JSTがReaDを公開 2000年1月[*2] NACSIS-IRのWeb化 http://www.nii.ac.jp/userdata/CNEWS/PDF/No49.pdf (p.18) http://www.nii.ac.jp/CNEWS/N50/31.html 2003年3月[*3] 研究者ディレクトリがサービス終了、ReaDに吸収 http://www.n

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  • カレントアウェアネス-E No.262感想 - ささくれ

    先日「地域活性化志向の公共図書館における経営に関する調査研究」のEPUB版が追加公開されてましたね。 EPUB形式でのパブリッシュは、カレントアウェアネス・ポータルのコンテンツでは初めてのはずだし、もしかしたらNDL全体でも初めてなんじゃないだろうか……(曖昧)。ただ、PDF版は国立国会図書館デジタルコレクションに登録されているけれど、EPUBのファイルはそうではないというのが気になるところ。登録ポリシーかなにかによるものなのかな……。 さて、今回は6中、外部原稿が5。 ■E1578■ 神戸市立図書館が「神戸賀川サッカー文庫」を開設 神戸市立中央図書館の松永さん。 賀川さんという、神戸市出身の編集者からの寄贈資料5000点を特別コレクションとして整備し、館内の専用資料室(火・木・土のみ開室)で公開したというはなし。どうもフリューゲルスが合併したときに私のなかでサッカーに対する興味は失わ

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  • 九州帝国大学学位史(最初の博士号はだれか?) - ささくれ

    九州(帝国)大学の学位の歴史をちょっと調べてみた、というメモ。 以下、主なソースは 九州大学五十年史 日博士録 九州大学年表(九州大学大学文書館) あたり。 年表 まずは年表で知識を整理しておく。 年月日 出来事 明治20(1887)年5月 学位令(勅令第13号) →博士・大博士、法・医・工・文・理 明治21(1888)年5月 帝国大学で日初の博士号授与、25名 明治31(1898)年12月 学位令改正(勅令第344号) →大博士廃止、農・獣医・林・薬 ※京都帝国大学の誕生を受け 明治40(1907)年3月 【九大】福岡医科大学学位授与資格審査内規を制定 明治44(1911)年1月 【九大】九州帝国大学設置 大正9(1920)年7月 学位令改正(勅令第200号) →授与権が文部大臣から大学に、帝国大学以外の大学にも拡大 大正10(1921)年4月 【九大】学位ニ関スル規程、学位請求論文

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