昨年11月公開の映画『紙の月』に出演した元AKB48の大島優子が、『日本アカデミー賞』の優秀助演女優賞、『報知映画賞』や『ヨコハマ映画祭』などの助演女優賞を受賞して、演技力も評価されつつある。元AKB48センターの国民的アイドルは、“女優”としての立ち位置も確立しつつある。果たして彼女は、同じように元アイドルから演技派女優に変貌した篠原涼子のように、確固たる地位を築けるのだろうか? 【写真】大島優子の“2ヶ月越し”AKB48卒業式の様子 ◆毒にも薬にもなり得る魅力が“女優”大島優子にはある 大島が女優としての力量を見せつけたのが映画『紙の月』だ。この映画で彼女が演じたのは、主人公の銀行員・梅澤梨花(宮沢りえ)の同僚・相川恵子。ロッカールームで梨花に「お金さわってるともうヘンになりそう。ダメですかね? 一瞬借りて戻すとか。お客さん、意外と気づかないと思うんですよ」などと話し、年下の大学生と